出版社内容情報
アメリカABCのTVカメラマンとして、ベトナム戦争を10年間取材し続けた著者による迫真のドキュメント。第40回大宅賞受賞作!「戦場の取材の日々がそのまま20世紀の歴史になっている。ベトナムを生き抜いたカメラマンの熱情と誠意の記録」池澤夏樹
生き生きと躍動していた仲間の記者、カメラマンたちが、突然骸(むくろ)になる。沢田教一、一ノ瀬泰造、盟友テリー・クー……。戦場という極限状況の中で、出会い、競い、励まし合いながら成長した若者たち。戦争の真の姿を伝えようとした、著者と仲間たちの、血と涙の従軍記。第40回大宅荘一ノンフィクション賞受賞作。
平敷 安常[ヒラシキ ヤスツネ]
著・文・その他
内容説明
生き生きと躍動していた仲間の記者、カメラマンたちが、突然骸になる。沢田教一、一ノ瀬泰造、盟友テリー・クー…。戦場という極限状況の中で、出会い、競い、励まし合いながら成長した若者たち。戦争の真の姿を伝えようとした、著者と仲間たちの、血と涙の従軍記。第40回大宅荘一ノンフィクション賞受賞作。
目次
幸福の谷―ケン・ゲールとロンの話
新兵カメラマン―ジャック・オグレディと私自身の話
最初の先生―ロジャー・ピーターソンの話
ハト派とタカ派―ドン・ノース、ビル・ブラニガン、エド・ニーダム
ベトナム寸描(その一)―ベトナム人気質、ABCサイゴン支局、日本人の仲間
一つの缶詰を分けあった仲―テッド・コッペルの話
ミスター・モーツァルト―クレイグ・スペンスの話
記者群像(その一)―ルー・チオフィー、レイ・マローニィ、デビッド・スネル
タックナーのクラウチ―ハワード・タックナーの話
優しいディクテーター―スティーブ・ベルの話〔ほか〕
著者等紹介
平敷安常[ヒラシキヤスツネ]
1938年、沖縄県那覇市に生まれる。1965年、大阪の毎日放送カメラマンとして初めてベトナムの土を踏む。翌1966年、毎日放送を退社。米ABC放送サイゴン支局のTVカメラマンとなり、以降1975年のサイゴン陥落までの10年間、ベトナム戦争を取材し続ける。その後、ABCの西独・ボン支局などを経て、ニューヨーク本社勤務。ベイルート市民戦争、イラン革命、湾岸戦争、9.11テロ事件などを取材。1993年、米国籍を取得。2006年、ABCを退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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