出版社内容情報
40年経ったからこそ見えてくる衝撃の真実総括の実態、私刑の経過。エリートの若者たちをあれほど残虐な革命に駆り立てたものとは? 刑期中の幹部の親友である著者が迫る彼らの息詰まる心理と人間模様!
内容説明
一九七二年、日本中を震撼させた連合赤軍。その幹部に吉野雅邦という男がいた。小・中学校の同級生で事件直前まで吉野と家族ぐるみで親交を深めていた著者が、事件後の往復書簡を含めてその心の遍歴を辿りながら、裁判記録や関係者からの聞き取りを重ねて、かつてないアプローチで「あの事件」に迫る。
目次
プロローグ 事件の光景
第1章 少年の日
第2章 全共闘運動激化
第3章 羽田空港突入
第4章 真岡猟銃強奪
第5章 印旛沼処刑
第6章 山岳ベース
著者等紹介
大泉康雄[オオイズミヤスオ]
1948年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、小学館に入社。「週刊女性セブン」編集部を経て、「プチセブン」編集長、「週刊女性セブン」編集長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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