出版社内容情報
今野敏が選び抜いた珠玉にして極上。エンターテインメントにしてミステリー。
8つの短編がもたらす至福の時間! 70年代、80年代、90年代の傑作短編ミステリーから、当代の人気作家がベスト・オブ・ベストをセレクトする究極のアンソロジー第6弾。今回のミステリー・ブレンダーは今野敏。選び抜かれた極上のエンターテインメントでもある珠玉のミステリーは時代を超えて鮮やかに輝く。
「手紙嫌い」――若竹七海
「海猫岬」――山村正夫
「闇の奥」――逢坂剛
「キッシング・カズン」――陳舜臣
「移動指紋」――佐野洋
「蝋いろの顔」――都筑道夫
「鳴神(なるかみ)」――泡坂妻夫
「如菩薩団」――筒井康隆
日本推理作家協会[ニホンスイリサッカキョウカイ]
編集
内容説明
8つの短編がもたらす至福の時間!70年代、80年代、90年代の傑作短編ミステリーから、当代の人気作家がベスト・オブ・ベストをセレクトする究極のアンソロジー第6弾。今回のミステリー・ブレンダーは今野敏。選び抜かれた極上のエンターテインメントでもある珠玉のミステリーは時代を超えて鮮やかに輝く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
14
「世の中になぜ手紙などというものがあるのだろう」といつも考える志逗子は、書くのだけでなく、自分宛の封筒が郵便受けに入ってるだけで憂鬱になるほどの、手紙嫌いだった。ひょんな事から、手紙を書かなければいけなくなった志逗子は、古本屋で『実録・特殊手紙文例集』という本を 見つけるが・・・(若竹七海「手紙嫌い」)1975年、1985年、1995年のベスト・オブ・ベスト、8編を今野敏が選んだ本。2017/07/08
たか
11
このシリーズはいい。全ての作品がよかった。 とくに手紙嫌いはおもしろい。そくできた短編。2017/09/27
dra-wrappin
6
読んだことのある作品が多かった。それなりにどれもおもしろい。2017/03/19
KAZOO
6
警察小説で人気のある今野さんですが、ここに選んでくれたのは最後にちょっと考えさせる短編が多くて楽しませてくれました。比較的オーソドックスな作者が多かった感じがします。2013/07/26
ぬぬよよ
5
筒井先生の短編が秀逸。2023/04/09
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