講談社文庫<br> モンスターズ

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講談社文庫
モンスターズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062770149
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

鬼才が描く、豊潤なミステリー短編集。『ミステリーズ』『マニアックス』につづくMシリーズ第3弾。人は誰しも、心に「モンスター」を飼っている。
洒脱で背筋の凍る傑作短編集

この世で一番恐ろしいものは――もう一人の自分。ドッペルゲンガーに出会った男は、身の毛もよだつあることに手を染める(「もう一人の私がもう一人」)。ヒトラーが人体実験を繰り返していた、ナチス・ドイツのオカルト研究施設。ある日、謎の包帯男が潜入するが……(表題作)。ゴージャスな6つの中・短編集。

●もう一人の私がもう一人
●半熟卵(ソフトボイルド・エッグ)にしてくれと探偵(ディック)は言った
●死人の車(デス・カー)――ある都市伝説
●Jazzy
●箱の中の中
●モンスターズ――怪物團殺害事件

もう一人の私がもう一人
半熟卵にしてくれと探偵は言った
死人の車──ある都市伝説
Jazzy
箱の中の中
モンスターズ──怪物團殺害事件
《LINER NOTE》


山口 雅也[ヤマグチ マサヤ]
著・文・その他

内容説明

この世で一番恐ろしいものは―もう一人の自分。ドッペルゲンガーに出会った男は、身の毛もよだつあることに手を染める(「もう一人の私がもう一人」)。ヒトラーが人体実験を繰り返していた、ナチス・ドイツのオカルト研究施設。ある日、謎の包帯男が潜入するが…(表題作)。ゴージャスな6つの中・短編集。

著者等紹介

山口雅也[ヤマグチマサヤ]
神奈川県生まれ。1989年『生ける屍の死』でデビュー。1994年『ミステリーズ』が「このミステリーがすごい!」誌の国内部門第一位に選ばれる。1995年『日本殺人事件』で第48回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

69
「ミステリーズ」「マニアックス」に続くMシリーズ3作目。短編では奇妙な物語風、ハードボイルド風、都市伝説、幻想譚、コレクトマニア奇譚、中編はヒトラーに関わるモンスター活劇と、どれも作風が違い様々な味わいを感じる。中でもノスタルジックなモンスターとナチスのオカルト思想を絡めた、本のタイトルでもある中編の「モンスターズ」が分かりやすく楽しかった。やはりどんなモンスターよりも人の心に巣食う闇と狂気、それこそが1番恐ろしい。2020/04/09

ダイ@2019.11.2~一時休止

56
Mその3。短編集。表題作や半熟卵にしてくれと探偵は言ったなんかがイイ。2013/11/06

マッちゃま

22
Mシリーズ3作目。ホラーっぽい6作品からなる中、短編集。重々しくスッキリとせず先の見えない不安感を煽るような氏らしいストーリー展開とオチに勝手に「ああ〜夏はヤッパこの手の作品だよね」と変にニンマリしてしまいました。次作のタイトルは「マーダーズ」を予定されているそうで楽しみです。2017/07/18

モルワイデ鮒

14
5短編モンスターと1中編モンスター。jazzyなフレーズの展開にあたふたしてリズムが刻めない『jazzy』。小ネタにニヤニヤしながら箱の中が深すぎて見えない『箱の中の中』。まさかアレじゃないよなそんなわけないよなって、あのマンガがずっとちらついてしまった『モンスターズ』。2024/09/19

ニカ

7
シリーズ物と知らず読んだため、ちんぷんかんぷんな箇所もあって、あまり進まず‥。2014/03/09

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