講談社文庫
ルームシェア―私立探偵・桐山真紀子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 526p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062770088
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

男女二人のミステリー作家が共作で新境地!姪がルームシェアしていた女性が消えた。話を聞いた探偵の真紀子は、姪が相手の素性も知らないことに呆れ、部屋の壁一面に書き殴られた罵詈雑言に戦慄を覚える。

内容説明

警視庁を辞めて私立探偵になった桐山真紀子は、埼玉県初の女性知事に警護を依頼されて銃弾を受けた。そのリハビリ中に、姪の早麻理からネットで見つけたルームメイトがいなくなったので探してほしいと頼まれる。彼女の部屋に入ると、ポスターに隠された壁一面に罵倒や呪詛の言葉が書き殴られていた―。

著者等紹介

二階堂黎人[ニカイドウレイト]
1959年東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。’90年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』(現在、講談社文庫)が佳作入選、’92年『地獄の奇術師』を書下ろし単行本として上梓し、推理界の注目を集める

千澤のり子[チザワノリコ]
1973年東京都生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。2007年、宗形キメラ名義で二階堂黎人氏との共作である『ルームシェア―私立探偵・桐山真紀子』を発表。’09年『マーダーゲーム』でソロデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gonta19

43
2011/8/15 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/11/20〜11/27 二階堂黎人氏と千澤のり子氏の共作。 突然姿を消した姪のルームシェア相手を探す、元警察官の桐山真紀子。追跡調査するに従い、次々と明らかになる相手の異常な行動。やがて、真紀子の身にも危険が及び始める。 面白いことは面白いが、共作の良さがあまりわからない。展開や、登場人物も典型的な感じ(とある有名キャラの噂話が出てきたのは予想外だったが)で少し引っ張りすぎのように思う。。 続編もあるようなので、そちらに期待。2014/11/27

ダイ@2019.11.2~一時休止

40
桐山真紀子その1。主人公と姪とのやり取りが結構面白い。2013/12/02

Artemis

14
人間的な繋がりよりも、個人の利権のためにするルームシェア。これだけ物騒な世の中だから、慎重になるだろうと世間の常識では思うけど、実際の世の中でも知らない人がサイトで出会い人が死んでいることを思うと。そんなにリスク管理ってできていないのかもしれない。2018/09/11

こーこ

6
読みやすく、次回作にも期待ができる。気になるのは一点、姪がうざい。2014/11/30

梨愛

3
警視庁を辞めて私立探偵になった桐山真紀子。知事の警護で銃弾を受けた後のリハビリ中に可愛い姪から持ち込まれる相談は「ネットでみつけたルームメイトが失踪したので探してほしい」。ポスターに隠された壁一面に残された呪詛の言葉。気軽に他人と住んでしまう姪の感覚に驚かされながらも謎の元同居人・当摩雪江の行方を探す。真紀子と姪の早麻理のキャラ設定がすごく身近に感じて楽しめた。続編に期待。2022/07/02

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