出版社内容情報
ベストセラーがついに文庫化!
「小説や詩を読むことで心が豊かになると妄信的に信じている人がいたら、ちょっと危いと思います。世の中の『当たり前』ほど、あてにならないものはありません」――今こそ「考えること」に真剣に向き合ってみませんか。突き詰めた思考の果てにうまれた、氏の軽妙かつ深遠な語りにどうぞ耳を傾けてください。
明るさは滅びの姿
「豊かさ」に隠されたもの
自分の毒に責任を持つ
人間らしい嘘は許す
困ったらインチキでもやるしかない
いいことをさりげなく、悪いことは大げさに
――<目次より>
「自分の親の本だということを忘れてのめりこんだ。この本を持っていれば普通の意味での迷いは消える。自分の人生に寄り添ってくれる希有な本だった」
よしもとばなな 読書日記より
※本書は2007年2月に講談社インターナショナルより単行本として刊行されました。
吉本 隆明[ヨシモト タカアキ]
著・文・その他
内容説明
「小説や詩を読むことで心が豊かになると妄信的に信じている人がいたら、ちょっと危いと思います。世の中の『当たり前』ほど、あてにならないものはありません」―今こそ「考えること」に真剣に向き合ってみませんか。突き詰めた思考の果てにうまれた、氏の軽妙かつ深遠な語りにどうぞ耳を傾けてください。
目次
1 善悪二元論の限界
2 批評眼について
3 本物と贋物
4 生き方は顔に出る
5 才能とコンプレックス
6 今の見方、未来の見方
著者等紹介
吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924年東京生まれ。詩人、評論家。東京工業大学卒業。戦争体験の意味を自らに問いつめ、’50年代、文学者の戦争責任論・転向論で論壇に登場。’60年安保闘争を経て、’61年「試行」を創刊。’80年代からは、消費社会・高度資本主義の分析に向かう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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