講談社文庫<br> 真贋

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真贋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062770057
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ベストセラーがついに文庫化!

「小説や詩を読むことで心が豊かになると妄信的に信じている人がいたら、ちょっと危いと思います。世の中の『当たり前』ほど、あてにならないものはありません」――今こそ「考えること」に真剣に向き合ってみませんか。突き詰めた思考の果てにうまれた、氏の軽妙かつ深遠な語りにどうぞ耳を傾けてください。

明るさは滅びの姿
「豊かさ」に隠されたもの
自分の毒に責任を持つ
人間らしい嘘は許す
困ったらインチキでもやるしかない
いいことをさりげなく、悪いことは大げさに
――<目次より>

「自分の親の本だということを忘れてのめりこんだ。この本を持っていれば普通の意味での迷いは消える。自分の人生に寄り添ってくれる希有な本だった」
よしもとばなな 読書日記より

※本書は2007年2月に講談社インターナショナルより単行本として刊行されました。

吉本 隆明[ヨシモト タカアキ]
著・文・その他

内容説明

「小説や詩を読むことで心が豊かになると妄信的に信じている人がいたら、ちょっと危いと思います。世の中の『当たり前』ほど、あてにならないものはありません」―今こそ「考えること」に真剣に向き合ってみませんか。突き詰めた思考の果てにうまれた、氏の軽妙かつ深遠な語りにどうぞ耳を傾けてください。

目次

1 善悪二元論の限界
2 批評眼について
3 本物と贋物
4 生き方は顔に出る
5 才能とコンプレックス
6 今の見方、未来の見方

著者等紹介

吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924年東京生まれ。詩人、評論家。東京工業大学卒業。戦争体験の意味を自らに問いつめ、’50年代、文学者の戦争責任論・転向論で論壇に登場。’60年安保闘争を経て、’61年「試行」を創刊。’80年代からは、消費社会・高度資本主義の分析に向かう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

143
『文学には毒がある。本を読むのは利だけでなく毒がある。それは何事にもおいてそうであり、毒が回っている人の特徴はやりすぎることだ』『ある時代の左派の金持ちみなけしからんというのはおかしい』『親鸞の考えは宗教にとどめを刺した宗教…修行はあざといということになろうか』『漱石の妻は悪妻であり、彼にとっての理想は坊っちゃんのお清である…確かに私も、妻が有名な夫のことをあそこまで言うものでないと思う』『昔の作家は、本人の人間性と文学性のバランスが取れていた。その最後の大家が川端と谷崎。現在では村上春樹ぐらいだ』2016/11/20

はっせー

62
かなり面白かった 色々な話が書いてあって自分がどのように考えたらいいかのヒントが散りばめていた 自分のなかにある毒を受け入れることが大事だということも分かった!さすが知識人だと感心した!2018/12/20

団塊シニア

49
ある視点からいえば嫌いだけれど違う視点からみればその同じ人が好きだという面を人間は必ず持っているという作者の見解には共感できる2015/08/08

うりぼう

44
いじめがきっかけで、書かれた本。吉本の生きてきた日常の軌跡と行動に対する思考が淡々と述べられる。ライターがインタビューし、文章に起こし、氏が確認している。等身大の吉本氏が、そこにあり、近しく感じる。いじめっこであった氏、引っ込み思案であった氏、戦争礼賛者であった氏、親鸞の発想に傾倒した氏。ごく普通の人である。書いてあることもごく普通で当たり前のこと。かつてない時代を生きる人類、手探りですることは「よさそうでかつ害のなさそうなことをやる。小規模でもやっていく」これが対処法である。いいことをいいと言っても無駄2012/09/11

佐々陽太朗(K.Tsubota)

44
読んでみて意外に簡単明瞭でした。しかし、文体がおかしい。私が記憶している氏の文章とは明らかに違う。幾分中身が薄いというか、思ったほど深くないというか、そのような印象です。なるほど、これはインタビューの書き起こし本なのですね。それにしても流石は吉本隆明氏、読んでいて目が開かれることが随所にある。氏の本を読むと物事を考えるうえでの姿勢というか、態度を学ぶことができる。ただ一点、政治に対する見方を除いてはという条件付ではあるが。政治に対する見方において、私は氏とは相容れない部分がある。2011/10/08

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