出版社内容情報
元保安官コーク・オコナーシリーズ最新作。ミネソタ州オーロラで大晦日のパーティーを抜け出した女子高校生シャーロットが行方不明になる。捜索に加わったコークは遭難しかかるが不思議な影に助けられ…。
内容説明
シカゴの不動産王ルイス・ジャコビの息子が惨殺死体で発見された。保留地でのカジノ経営権を巡るトラブルか？保安官に復帰したコーク・オコナーは、事件の捜査中に何者かに狙撃される。最愛の妻と子供たちにまで危険が迫り、熱い心を持つ不器用な男・コークは人生最大の窮地に。傑作ハードボイルド第５弾。アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作。
著者等紹介
クルーガー，ウィリアム・Ｋ．［クルーガー，ウィリアムＫ．］［Ｋｒｕｅｇｅｒ，Ｗｉｌｌｉａｍ Ｋｅｎｔ］
スタンフォード大学中退後、さまざまな職業を経て作家に。『凍りつく心臓』は、アンソニー賞・バリー賞の最優秀処女長篇賞をダブル受賞した。現在、妻と２人の子供とともにミネソタ州に在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro＠the_booby
45
コーク・オコナ―シリーズ第５弾。保安官に復帰したオコナ―。痴話喧嘩の通報で駆け付けた家で狙撃され同僚が倒れる。もしかしたら自分が狙われたのか？そんな折に凄惨な殺人事件が重ねて起こる。愛する妻ジョーの昔の恋人も現れる中、魔の手は家族にも伸びてきた。えぇ～～こんな終わり方！と 驚きの展開で早く次の一冊を手に入れねば！2016/10/12
ほちょこ
27
やっと保安官に復活したコークを待ち受けてたものは、なにやら陰謀の見え隠れする殺人事件と、家族を危険に晒してしまうかもしれない自分の立場へのジレンマ。悩みはつきないコークだが、え？もしやこれは事件が解決しないまま終わってしまうのか？予期せぬ「続く」に驚きと焦り。2017/09/20
Yoko
15
思わせぶりなプロローグから不安が募るばかり。ページが少なくなってもその不安が解消されないままで重ねて焦りが募る。コークとその家族が、金と権力を振りかざし思うがままに人を踏みにじる巨大な力に対峙する。どうなる⁉︎なんとまさかの続編へ…2019/03/21
あかぽち
13
ハンバーガー屋のおやじを卒業して、ようやく保安官に復帰したコーク。いきなり命を狙われちゃう。怖いよねぇ、猟銃で人を撃ってはいけません。ご老人のルイス・ジャコビとヘンリー・メルー、この二人の生きざま、人柄のなんと違う事か。「昔のような目ではない、残念だ」と寂しそうに語るヘルーをぎゅってしたいわ！2017/10/31
Satoshi
10
シリーズ5作目。保安官に復帰したコークが突如襲われる。並行して大富豪の不良息子が惨殺された。事件の真相は、、、次作に続くのか?森林での捜索と決闘など読みどころは多いが、あまりにも中途半端な終わり方だ。2022/04/06
