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講談社文庫
警視の覚悟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 677p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062767842
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

乳児の遺体が語る、親の哀しみ。もう1つの犯罪。
ティーンエイジャーの性と恋、ナロウボートの住人たちと運河での悲しい出来事。子どもたちの危機に、キンケイドとジェマのカップルが挑む。

亡き元妻と住んでいた息子・キットの親権も得て、警視キンケイドの一家は真の家族になりつつある。一家はキンケイドの故郷に里帰り。キットは従姉・ラリーに恋心を抱く。そこに乳児の遺体が見つかり、新たな殺人事件も発生。ラリーの友人の事故死にも疑惑が生じる。子どもが標的になる時、親ができることとは?

デボラ・クロンビー[デボラ クロンビー]
著・文・その他

西田 佳子[ニシダ ヨシコ]
翻訳

内容説明

亡き元妻と住んでいた息子・キットの親権も得て、警視キンケイドの一家は真の家族になりつつある。一家はキンケイドの故郷に里帰り。キットは従姉・ラリーに恋心を抱く。そこに乳児の遺体が見つかり、新たな殺人事件も発生。ラリーの友人の事故死にも疑惑が生じる。子どもが標的になる時、親ができることとは?ティーンエイジャーの性と恋、ナロウボートの住人たちと運河での悲しい出来事。子どもたちの危機に、キンケイドとジェマのカップルが挑む。

著者等紹介

クロンビー,デボラ[クロンビー,デボラ][Crombie,Deborah]
米国テキサス州ダラス生まれ。後に英国に移り、スコットランド、イングランド各地に住む。代表作のダンカン・キンケイドとジェマ・ジェイムズのシリーズは米英のほか、ドイツ、イタリア、ノルウェーでも翻訳され人気を呼んでいる

西田佳子[ニシダヨシコ]
名古屋市生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

37
キンケイドの故郷で起きるミステリー。子供の事件が謎めいていて、鳥肌が立ちました。子供が殺人のターゲットになるとしたら、親はどう守るのでしょう。考えさせられます。2023/11/05

kyoko

12
ご当地ミステリーの感もあるシリーズ。スコットランドではウィスキーの話が語られたが、今回はロンドンの運河の話。欧州大陸は昔から運河が張り巡らされていて、ほとんどの川がつながっているのだが、英国も運河が発達していた。だから今上天皇はオックスフォード在学中に英国の水運について学ばれたのか。わたしは今、ひとりD・クロンビー祭りで最初から順番に読んでいるのだが、読み進むほどにおもしろさが増している。今回もあっちこっちの事件が絡み合ってくる後半から特に目を離せない展開に。満足して次作を手に取る。2023/04/29

みやび

10
11作目。クリスマス休暇にダンカンの実家へみんなで帰省。ジェマ緊張。。そんなときにダンカンの妹が赤ちゃんの遺体を発見します。妹を守りたいダンカンと、従妹を助けるキットの姿はやっぱり親子です。運河の流れるイギリスの田舎町と、ダンカンの両親を始めとする、そこに暮らす人々がとても魅力的に描かれているぶんだけ、ボートで暮らす家族の社会との隔たりや貧困問題が悲しかったです。2023/09/07

rara

7
久しぶりのキンケイド警視シリーズ。ミステリ部分もキンケイド家族や背景描写も楽しかったです。面白かったけど先を急がずにゆったりと読むことができるストーリーでした。2022/12/22

ララママ

6
シリーズ11作。今回はクリスマスにダンカンの実家チェシャー州に里帰りするところから始まります。警察官たちが主人公なので、事件は起こるのだが事件自体よりも、人物の動きがよく描かれていると思います。翻訳もそれと感じさせないくらい、わかりやすくて自然。イギリスの社会問題の縮図が描かれているような今回の作品。地方都市の美しい自然と、クリスマスの雰囲気を満喫しました。2021/09/12

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