講談社文庫<br> 頭の冴えた人は鉄道地図に強い

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講談社文庫
頭の冴えた人は鉄道地図に強い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062767279
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0195

内容説明

「東京を走る中央線には、日本で三番目に長い直線区間がある」。鉄道マニアには有名な雑学だが「ならば日本一はどこか?」「なぜ中央線の線路はまっすぐに敷かれたのか?」。鉄道地図から浮かび上がる小さな疑問が、歴史や地理と交錯し大きな発見に!鉄路の様々な「なぜ」がわかる鉄道推理雑学エンターテインメント。

目次

第1章 「鉄道地図」はこんなに楽しく、奥深い!(「マニアの趣味」と「大人の知性」―鉄道地図の二つの効用;雑学を知識・知恵に変えよう―JR中央線と京王本線の不思議 ほか)
第2章 冴えた頭をつくる「鉄学」のススメ(異文化体験を大事にしよう―同じ鉄道も東京と大阪で大違い!;自由競争か役割分担か―京阪神地区と首都圏の私鉄路線網の比較 ほか)
第3章 路線図で「発想力」と「元気」をもらう!(「小さな謎」から「大きな発見」―上越新幹線は「上越地方」を走らない;ネーミングに作り手の夢をこめて―東武東上線・小湊鐵道の悲願 ほか)
第4章 「異領域の知識」を集めて問題解決!(仕事と人生の知恵の極意―新路線ルートの決め方に学ぶ;「知識」を活かして「出費」を抑える―往復きっぷと一筆書きの活用 ほか)
第5章 広い視野で「知性と教養」を磨く(「酒と文化とミステリー」の共通点とは?―鉄道地図と「ムダの効用」;「道中歓あり」のススメ―左右の座席を決める極意とは? ほか)

著者等紹介

野村正樹[ノムラマサキ]
1944年、神戸市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。’67年、サントリー入社。営業部、宣伝部、マーケティング部などで活躍。’86年には『殺意のバカンス』で推理作家デビュー。’95年、独立し、マーケティング、サラリーマンのライフデザイン、トレンド、広告、推理小説などの著作・講演活動に専念。『嫌なことがあったら鉄道に乗ろう』(日本経済新聞出版社)で第30回交通図書賞受賞。日本推理作家協会、日本ペンクラブ、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

27
小6から海外文通をしていた影響で、昔から意味もなく地図や路線図を眺めるのが好きだ。興味ある場所の産業や気候も地図帳で調べてみたり。それなのに、鉄道がなぜそこに敷かれているのかまで考えたことがなかった。鉄道の歴史も知ると面白い発見があり、レールのように一つのネタがどんどん延びたり枝分かれすると、知りたいことが後を断たない。これは面白いけど、序盤に過ぎず、興味を拡げるには自分自身だから。それを上手に整理・応用を利かせられることが、あらゆる分野で役に立つだろう。2019/01/10

まんがジジィ

3
おもしろかったです。この雑学を誰に話すか、奥さんも息子も聞いてくれないだろうな。(笑)2016/04/16

リンダリンダ

2
知ってる事ばかりだけど、面白かった。鉄道ちょっと興味持ち始めたあなたにおすすめです。2018/12/20

うたまる

2
「東京は”政府主導”で鉄道路線が決められた。大阪は”民間活力”で鉄道網が整備された」2011/01/05

ふじさん

2
相変わらず脱線が多いですね。でも、おもしろかったです。2010/11/23

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