内容説明
解体するのが面倒と自宅に火をつけて北多摩署を困らせた家主。焼け跡から泥棒の死体が出てきて、仰天の事件に。そして作家釣部渓三郎に盗難車で追突した男も殺された。窃盗団の口封じか。迷宮知らずの蟹沢相馬コンビは身の代金三百万円、攫われた愛玩犬の行方を勝手に追っていたが!?円熟の痛快警察小説。
著者等紹介
太田蘭三[オオタランゾウ]
1929年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業後、同人誌「新表現」を経て、1956年、時代小説でデビュー。長年続けてきた登山と釣りの経験を生かして、山岳推理の第一人者となる。アウトドア作家で名探偵の“釣部渓三郎”シリーズは圧倒的人気を誇っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Minoru Tsuchiya
2
図書館利用です。初めての太田蘭三作品でした。細かい事件がたて続きに起こりそれがひとつに繋がっていく、多少こじつけ過ぎる感じでしたが楽に読めました。ここの所ライトノベルを中心に読んでいたせいか、表現が多少古臭い感じを受けましたのが残念でした。2013/07/03
depo
1
図書館本。釣部渓三郎シリーズ。主人公が警察官じゃない警察小説。2022/03/07
mickey
1
気楽に読める推理小説ということで、太田蘭三さんの作品を選びました。自分の家を燃やす話で、なぜタイトルが『首輪』なのと、ずっと思っていましたが、最後になるほどとなりました。相馬刑事が好きです。 2012/10/16




