講談社文庫<br> 湯船の姉弟―湯船屋船頭辰之助

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講談社文庫
湯船の姉弟―湯船屋船頭辰之助

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062765947
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

隅田川でも一際目を引く屋形船の船頭・辰之助は、喧嘩流の腕も名高い大男。元義理の姉志乃を湯女とし、移動式銭湯「湯船」を商う。志乃には実は不思議な能力があり、背中に血のような赤い染みを見た者が、必ず数日中に死んでしまうという―。江戸の町狭しと辰之助が暴れる時代小説新シリーズ。

著者等紹介

川上英幸[カワカミヒデユキ]
1967年12月16日東京都生まれ。日本シナリオ作家協会会員。ユーミン・ドラマブックス「ルージュの伝言」で脚本家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けろけろ

8
はじめはちょっと引いた。お武家の奥様だったのに、そんなバカなー!ってか、辰之助、元武士でそんな設定ありえないだろー!と思ったんだけど、とにかく展開が早くてどんどん読めちゃう。主人公の辰之助が能天気で、なんかあって考えて、考えてもわかんないとすぐ「ま、いっか!」って単純な男で、しかもやたら背が高くて顔も良くて武道の達人で、なのに能天気。このキャラが魅力的だった。脇役も、それぞれいい味だしてたしね。というわけで、読み始めはひいたんだけど、楽しく読みました。2作目も読んでみよう。2010/06/10

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

8
時は安政2年(1855年)の8月初めの江戸。「湯船」という屋形舟に浴槽を載せて川を流して客を取る、いわば移動式の銭湯を商いとしている男・辰之助が主人公。元義理の姉・志乃を湯女としているのですが、実は志乃には不思議な力があり・・。シリーズ第1弾。辰之助の男っぷりが実によかった!特に「地獄絵図」の話が良かったです。新撰組の土方さん達の登場も嬉しかったです。続編もあるようなので、そちらも読んでみたいです。★★★★2010/05/25

GaGa

5
湯船が舞台と言うのがいいですね。江戸切り絵図を見ながら読むととても楽しめます。続編期待します!2010/04/07

ikyo_01

5
設定や、辰之助の性格、志乃の能力、色々と面白そうな要素がいっぱいですが、今回は新シリーズの1話目と言う事なのでしょうか、紹介的になっていて大人しい様に感じました。これからもっと暴れてくれるんでしょうか?2010/03/30

雨巫女

4
実在する人物や出来事を通じて描いてあって、なかなか面白い。最後の(続く)に、期待してます。2010/05/03

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