内容説明
正徳の治で幕政を主導するのはまだ先のこと。五代将軍綱吉の世、若き日の新井伝蔵(白石)は浪人ながらも政への野心を燃やしていた。そんな中、二つの仕官話が舞い込む。願ってもない好機だが、眉間の「火字」が不穏にうずく。そこには九年前の事件の真相が隠されていた。小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。
著者等紹介
中路啓太[ナカジケイタ]
1968年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。『火の児の剣』で、第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とくま
4
×P182。 はまらない。2018/07/27
あさい
1
学者としても見られたいが基本的に剣客としてばかり見られる男新井白石が、徳川綱吉誘拐事件に関わって後の将軍徳川家宣のところに学者として雇われるまでのお話。新井白石は元禄赤穂事件で荻生徂徠と敵対する位置についたということは知っていましたが、こういう人とは知らなかった(創作とはわかっているものの)。ちょっと調子が良くて妻に対してはそこまで強気になりきれず、浮気したらどうにも下手に出てしまう主人公新井白石がなんだかとても可愛い。父の形見の刀が刃こぼれしてないか敵のまっただ中で確認しちゃうあたりなんかとても可愛い。2015/06/09
KAZ
1
そうなんですよね。小説なんだから「あり」ですよ。こういう新井白石も。2010/02/04




