出版社内容情報
評伝の名手・北康利が『白洲次郎』に続き題に選んだのは福沢諭吉。その人となり、思想を巧みな筆致で浮き彫りにする。今の時代だからこそ国民よ独立せよ
「独立自尊」それは過去ではなく現在に必要だ。
国家権力を振りかざす者には徹底的に反発する一方で、義理人情に厚く、女性の立場を擁護した福沢諭吉。盟友・大隈重信と国の行く末を案じ、国民の教育に力を注ぎ、江戸から明治に至る大転換期に真の独立を説いた。その信念は、混迷の今にこそ光明を与えるはずである。評伝の名手が描いた「福沢諭吉」決定版。
北 康利[キタ ヤストシ]
著・文・その他
内容説明
国家権力を振りかざす者には徹底的に反発する一方で、義理人情に厚く、女性の立場を擁護した福沢諭吉。盟友・大隈重信と国の行く末を案じ、国民の教育に力を注ぎ、江戸から明治に至る大転換期に真の独立を説いた。その信念は、混迷の今にこそ光明を与えるはずである。評伝の名手が描いた「福沢諭吉」決定版。
目次
第4章 『学問のすゝめ』(盟友・大隈重信)
第5章 ベンチャー起業家として(教育令の失敗;交詢社設立と外為銀行、生命保険の創業;明治一四年の政変;『時事新報』創刊)
第6章 かくて「独立自尊」の旗は翻った(大学部、幼稚舎、そして家族;金玉均と朝鮮独立運動支援;モラル・スタンダードの確立を目指して)
終章 我々に託された思い
著者等紹介
北康利[キタヤストシ]
昭和35年12月24日名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。PHP総合研究所「次代を考える東京座会」メンバー、日本証券アナリスト協会検定会員、関西学院大学非常勤講師。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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