内容説明
本書はヘルマン・ロールシャッハに始まる歴史から説きおこし、初学者にもわかりやすい懇切な実施法、さらに熟練者にとっても有用な知見をまとめた大著である。ロールシャッハ法にかかわる臨床・司法・教育などさまざまな領域のサイコロジスト・医師・教師にとって、座右の書となるであろう。
目次
第1部 ロールシャッハ・テストの歴史と性質
第2部 実施とスコアリング(決定と方法;スコアリング―ロールシャッハ・テストの言語;領域と発達水準―シンボルと基準;決定因子―シンボルと基準;ブレンド、組織化活動、形態水準;内容カテゴリーと平凡反応;特殊スコア;構造一覧表)
第3部 反応リストと統計資料