内容説明
高層ビル群やテーマパークの建設計画を打ち立てた「京都再生会議」。その座長塩崎が、謎のメモを残し殺害される。警察は計画に真っ向から反対する東山安寧寺の僧光雲に疑いを向けるが―。紅葉の撮影で京都を訪れたカメラマン星井裕は、元妻で刑事の美雪、科捜研の蘭と共に事件の真相を探る。
著者等紹介
柏木圭一郎[カシワギケイイチロウ]
京都生まれの京都育ち。TV番組や雑誌の京都特集で監修、コーディネーターをつとめる旅のスペシャリスト。本名の柏井壽名義でも著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
46
三鈷の松は高野山のが有名なので、永観堂の三鈷の松がキーになっているのが興味深かった。登場人物が少なく凶器が推理小説では有名なモノなので動機のみ追う読み方になってしまった。京都の紅葉はあちこち有名だけれど人が多すぎるのがねえ。2024/12/18
惠
3
いろんなところがとってもとっても火サス的(笑)。気楽に読めていいな。でも、お腹がすいてたまらない。。。2009/12/12
hidekiwarm0513
2
伏線が随所にあり、途中まで読んでいくと犯人のめぼしはつく。でも、この小説はミステリーとしてより、京都の案内として読むと良い。実際、読んでいると、今すぐ京都へ行きたくなってくる。2016/01/13
ジルタケ
1
ミステリーよりグルメの方が魅力的…。科捜研とか京都地検の女の枠でドラマ化してみては??2014/12/12
あきら
1
記録するのを忘れてた。内容もほとんど忘れてしまった。相手を想うばかりに起こってしまった、悲しい事件やったな。2014/07/15