内容説明
合コンとナンパに明け暮れていた医大生の著者が、ひょんなきっかけから、カンボジアに小学校を建設することを決意。狂ったようにチャリティイベントを開催し、わずか8ヵ月で完成へ。しかし、次の無医村に病院を建てるプロジェクトでは140万円の借金を背負うはめに。彼の想いは実現するのか。
目次
こんな僕が、小学校を!?
波乱の幕開け~病院建設
HOW TO START LOVECHARI
著者等紹介
石松宏章[イシマツヒロアキ]
1984年大分県生まれ。現在、東京医科大学在学中。2004年カンボジアを支援するチャリティサークルGRAPHISを立ち上げ、4年間代表を務める。’06年コンポントム州に小学校を建設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヨータン
16
ものすごい行動力。そして、若くて純粋だから騙されたり、裏切られて、傷つくことも多いけど再び立ち上がるパワーがものすごい。私も著者が行っているような開発途上国支援にほんの少しだけ携わっていますが、彼の情熱の1%も持ち合わせていないのではないかと反省しました。2015/08/27
キンとギン
9
図書館でたまたま手に取った本。医学生の石松さんがカンボジアに小学校や診療所を建てた時の体験談。2009年刊。この本を読んだだけでは良いとも悪いとも言えない感じなのですが、その後の作者は医者として起業家として実績を上げられているようなので素晴らしい事と思います。2016/11/25
kochi
8
梅しゃんとひろさんの区別つかない…2011/02/05
maimai
6
ぱっと見てチャラいですが彼は医学生です笑 そんな彼が医療福祉も教育制度も完備されていないカンボジアの現状に心揺さぶられ、学生団体の立ち上げるイベントを通じて資金を集め、学校を建設しようとする姿勢に感動しました。何でもいいから自分が情熱を傾けられる何かをもつことは大切なのですね。2015/05/06
sleep@芒羊會
5
学生の時に、この人の本を読んだような気がしたので、懐かしくなって手に取った。 私も高校の時から国際系統のボランティアに関わっており、「偉いね」から「そんなことをやって、何になるの?」「所詮は親の金でしょ」まで散々言われてきたので、既視感が半端なかった。(;^ω^)それでも、ここまで行動的ではなかったけど。今なら、「ボランティアは自分の意識を変えるためにすること。それで助かる人がいるなら、それ以上の喜びはない」って言えるのになぁ。 誰かを守ることで自分も生かされる、っていうのは、そういうことなんだと思う。2017/01/15