出版社内容情報
人気作家6人が綴る 女と男と車の物語
出ていってやる、私は車に乗り込んだ/美しい老婆ミナミの運転に僕は命を預ける/愛犬ブランと最後のドライブ/2ヵ月前に出ていった透の愛車が部屋の前に/私は恋の終わる地点をめざし、アクセルをふんだ/いつものCD、だけど湧き上がる怒りと失望――6人の人気作家が車をモチーフに描いた珠玉の恋愛小品集。
“6つの愛”が走りだす!
角田光代「ふたり」
大道珠貴「ゆうれいトンネル」
谷村志穂「風になびく青い風船」
野中柊「たとえ恋は終わっても」
有吉玉青「BORDER」
島本理生「遠ざかる夜」
角田 光代[カクタ ミツヨ]
著・文・その他
大道 珠貴[ダイドウ タマキ]
著・文・その他
谷村 志穂[タニムラ シホ]
著・文・その他
野中 柊[ノナカ ヒイラギ]
著・文・その他
有吉 玉青[アリヨシ タマオ]
著・文・その他
島本 理生[シマモト リオ]
著・文・その他
内容説明
出ていってやる、私は車に乗り込んだ/美しい老婆ミナミの運転に僕は命を預ける/愛犬ブランと最後のドライブ/二ヵ月前に出ていった透の愛車が部屋の前に/私は恋の終わる地点をめざし、アクセルをふんだ/いつものCD、だけど湧き上がる怒りと失望―6人の人気作家が車をモチーフに描いた珠玉の恋愛小品集。
著者等紹介
角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。’90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞、’96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞、’06年「ロック母」で川端康成文学賞を受賞
大道珠貴[ダイドウタマキ]
1966年福岡県生まれ。県立福岡中央高校卒業。2000年「裸」で九州芸術祭文学賞、’03年「しょっぱいドライブ」で芥川賞、’05年『傷口にはウオッカ』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞
谷村志穂[タニムラシホ]
1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒業。’91年『アクアリウムの鯨』を発表する。2003年『海猫』で島清恋愛文学賞を受賞
野中柊[ノナカヒイラギ]
1964年新潟県生まれ。立教大学法学部卒業後、渡米。’91年ニューヨーク州在住中に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞
有吉玉青[アリヨシタマオ]
1963年東京都生まれ。’90年に、母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんこ
10$の恋
亜希
クラミ♬
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