内容説明
おれがこの冬池袋で会ったヒーローはでたらめにまぶしい、ほんものの星だった―。かつての人気歌手、神宮寺の最後の夢を叶えるため、誠とＧボーイズがとった手段は…「伝説の星」（石田衣良）。他に、中島らも「ＤＥＣＯ‐ＣＨＩＮ」、法月綸太郎「ゼウスの息子たち」など、９人の名手による味わい深い短編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koma-inu
35
2004年発表のイヤミスホラー9短編。以下オススメ作です。「プロセルピナ」飛鳥部勝則 五重塔に現れ、消失した7つの死体。トリックも見事ですか、見所はラストの狂った長台詞です、こっちを書きたかったのですね・・/「犬松鮨の奇妙な客」蒼井上鷹 裏に隠された犯罪計画が練りに練られ過ぎて、人間不信になりました。/「光る棺の中の白骨」柄刀一 溶接された密閉密室に現れた白骨死体。バカミス寄りですが、出来ない事はないかな。途中で嫌になって諦めてしまいそう。2022/08/15
ソラ
8
内容（「BOOK」データベースより） おれがこの冬池袋で会ったヒーローはでたらめにまぶしい、ほんものの星だった―。かつての人気歌手、神宮寺の最後の夢を叶えるため、誠とGボーイズがとった手段は…「伝説の星」(石田衣良)。他に、中島らも「DECO‐CHIN」、法月綸太郎「ゼウスの息子たち」など、9人の名手による味わい深い短編を収録。 2008/11/28
すきま風
7
石田さんのIWGPシリーズは安定の面白さ。それ以外はもう苦行以外の何物でもないくらい読むのが辛かった。とにかく自分には合わない本だった。2015/02/07
ソラ
4
【再読】2019/01/19
Ｅｒｉ Ａｓａ
2
ゼウスの息子たちが面白かった！法月作品はハズレがなくてさすが！あと、大松鮨の奇妙な客〜〜！！ブラックが持ち味の著者って分かってるけどさぁー後味悪すぎ！せめて犯人たちに制裁加えないと！バレそう匂わすとかさ……他の作品はミステリーというか、なんかおどろおどろしたのが多かったなあ2017/04/02
