講談社文庫<br> 小児救急

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講談社文庫
小児救急

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  • サイズ 文庫判/ページ数 460p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062761994
  • NDC分類 493.9
  • Cコード C0195

内容説明

深刻な医師不足による激務で、自殺に追い込まれた小児科医。誤診、たらいまわしで幼い命を落とした子どもたち―崩壊寸前の危機に瀕する小児医療。「子どもたちの未来のために、私たちができることは何か」気鋭の新聞記者が真摯に問いかける。全国で起こった母親たちの新たな動きを大幅加筆して文庫化。

目次

第1章 ある小児科医の自殺―中原利郎医師(四四歳)の場合(八月一六日;「小児科医は天職だ」 ほか)
第2章 たらいまわし―岩手県一関市・佐藤頼ちゃん(七ヵ月)の場合(2DKのアパート;深夜の発熱 ほか)
第3章 誤診と引き継ぎミス―東京都葛飾区・豊田理貴ちゃん(五歳)の場合(辛い記憶;理貴ちゃんの成長 ほか)
第4章 私たちにできること―三家族と日本小児科学会理事・中澤誠の「格闘」(患者と医師の新しい出会い;「いい医者って何だね?」 ほか)
『小児救急』その後―文庫版のあとがきに代えて

著者等紹介

鈴木敦秋[スズキノブアキ]
1963年東京都生まれ。明治大学卒業。商社勤務を経て、’90年読売新聞社に入社。医療取材に長く関わり、’07年に著書『明香ちゃんの心臓“検証”東京女子医大病院事件』で第29回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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菜穂子

17
10年ほど前に見聞きした事例、医療者側、患者側とどちらの状況も身につまされ、そして胸が痛む。今期の医療改正では小児科で24時間対応すると診療報酬を上げて、病院の小児科の医師の負担を少しでも軽くするように、できればかかりつけ医が24時間診れるようにと導きたいところと思うが、果たしてそれができる状況にあるのか?子供が大切にされない時代に未来はない。しっかりと受け止めなければと思う。2016/03/31

まっちぼう

1
救急患者の9割は軽症で、そのために本当に救われるべき重症患者が見過ごされるのは問題だ。でも親が救急と思えば救急という考えにも納得。この本が書かれてから数年たった今、山積していた問題の一つでも解決されているといいな。2012/03/02

まさきち

1
ものすごく続きが読みたくなるのだけれど、1章ずつが限界だった。序盤3章の事実は重い。しかし、それに対して後半は光が見える。文庫版だけに追加された部分は、なにかできないかと考えさせられる。いい親になるためには、いい患者になり、いい医者に感謝することが必要なんだと感じた。毎月小児科に通う娘がいるので、来月受診するときは「ありがとう」をしっかり言わせよう。2009/12/15

ノベ アツミ

1
子供を持つ身にはしんどい内容だが今の医療現場を垣間見ることが出来てよかった。2009/02/26

クサヲモグモグ

1
現在の小児科医療の危機的な状況が、医師と患者それぞれの立場から明らかにされている。現在の状況はどちらにとっても不幸。ただ、お互いが理解し合い、協力し合ってよりよい医療を築き上げていく、そういった動きがあることが未来への光かも。2009/04/15

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