内容説明
高校に入学したばかりの諸星比夏留は、女子ながら古武道“独楽”の達人。吹奏楽部に入るつもりだったのになぜか奇妙な部活に入部し、不思議な事件に出会う。伝奇、ミステリー、ユーモア、そして学園小説が合体した「私立伝奇学園高等学校民俗学研究会」シリーズが初めての文庫登場。
著者等紹介
田中啓文［タナカヒロフミ］
１９６２年大阪府生まれ。１９９３年『凶の剣士』で第２回ファンタジーロマン大賞佳作入選。同年、『落下する緑』（創元推理文庫）で「鮎川哲也の本格推理」入選。２００２年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』（ハヤカワ文庫ＪＡ）で星雲賞（日本短編部門）受賞。伝奇・ファンタジー・ホラー・本格推理・ＳＦ等、多彩な作品がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はらぺこ
33
言葉遊びとコメディー。マンガやアニメになりそうな内容。もしも、オチで出てくる説が真説やったとしても誰も信じないと思います。それぐらい遊んでます。2017/01/29
miroku
25
カッパえびせんが伏線だったとは！ ああ、阿呆らしかった♪2018/05/08
Norico
23
田中喜八（でんなかきはち）学園、略して田喜（でんき）学園の民俗学研究会に入部した諸星比夏留ちゃんが、大己貴命やオシラサマの秘密にせまります。研究会の面々も個性的だし、随所にダジャレじゃなくて言霊が満載で、読み終わるととにかくお腹いっぱい。2019/03/17
あぶらや
15
古武術「独楽」の後継者の諸星比夏留は高校で民俗学研究会に入部し、不思議な事件に出会うと言うシリーズ品。ドタバタ調だが結構本格的な民俗学の話に迫り、ついつい読んでしまった。2018/12/12
shirou
14
なかなかの超展開具合デス。 しかし、パーツパーツはしっかりとしており、組み立てる段階で崩した感じ。 民俗学や文化人類学をテーマとした、このような作品は滅多と無いので、そういう観点では楽しめると思います。 ダジャレの多さやキャラ設定の無茶苦茶ぶりを付いて行ければ・・・デスが。。2013/09/18
