講談社文庫<br> 見習い用心棒―本所剣客長屋

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講談社文庫
見習い用心棒―本所剣客長屋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062761673
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

本所入江町の柿長屋に住み込んだ若い浪人孫谷兵六。夜襲をかけられ、町人ばかりの長屋は大騒ぎとなる。兵六には藩の剣術試合で勝った古井虎之助に逆恨みされ、一家を惨殺された過去があった。長屋の住人たちに癒される兵六に、腕を見込んだ岡っ引の岩吉が近づく。人情が沁みる新シリーズ開幕。

著者等紹介

押川國秋[オシカワクニアキ]
昭和10年宮崎県生まれ。中央大学法学部卒。東映脚本課を経てフリーの脚本家に。『遠山の金さん』『人形佐七捕物帳』『旗本退屈男』など、おなじみの映画・テレビドラマの脚本を手がける。平成11年、『十手人』(講談社文庫)で第10回時代小説大賞を受賞。最後の受賞者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

4
この著者とは「十手人」以来の再会。今回は家族の仇を討つために江戸に出てきた若侍孫谷兵六を軸に市井の生活が描かれます。冒頭でいきなり仇に寝込みを襲われた兵六は、地回りに目をつけられ、裏の世界の権力闘争に巻き込まれていく。兵六の迷いと危うい行動には、読んでいてひやひやしますが、若く、経験もなく、染まりやすい20代なんてそんなものかもしれません。裏の世界の金を受け取りつつ、岡場所の女に入れあげつつ、他人の心配をし、悩んで、とこれから次第に成長していくのでしょう。これからの展開が楽しみです。2016/10/10

シーラ

0
主人公がヘタレ過ぎ、好感も持てないし、ましてや共感もできない。文章が細切れで美しくない。これはあかん(自分的に)。2014/09/26

いえのぶ

0
両親と妹を殺害した犯人を追って江戸に出てきた浪人孫谷兵六が住み着いた長屋の人々と関わりあいながら暮らしている。人情チャンバラ時代小説。2012/12/14

0
敵討ちの志を持った純真な青年が、江戸の泥に汚れていくさまを楽しむ作品・・・なのか?2011/05/16

なかがわみやこ

0
「剣客」と「用心棒」なのにぐにゃぐにゃしてスッキリしない話。「見習い」のがんばりも感じられず。2010/11/17

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