講談社文庫<br> この愛は石より重いか

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講談社文庫
この愛は石より重いか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062758833
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

啓太は野球観戦していたスタジアムで、高校時代の同級生だった美菜子と偶然再会する。美しく変貌をとげた彼女にドキマギしていると、突然空から何かが降ってきた。小石だ。しかしなぜ、二人の頭上から?表題作他3編を収録、愛とファンタジーと笑いと恐怖が融合する傑作短編集。

著者等紹介

飯田譲治[イイダジョウジ]
長野県生まれ。’86年に製作されたビデオ作品『キクロプス』で監督デビュー。’92年からフジテレビで放送されたドラマ『NIGHT HEAD』では原作・脚本・演出を手がける。主な脚本作品に『沙粧妙子 最後の事件』(’95年)『Gift』(’97年)が、監督を務めた映画に『らせん』(’98年)『アナザヘヴン』(2000年)『ドラゴンヘッド』(’03年)などがある

梓河人[アズサカワト]
愛知県生まれ。短編「その愛は石より重いか」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

septiembre

0
破壊する男が不気味でおもしろかった。SFありホラーありの短編。2013/03/21

アサノハ@DDD3待ち

0
短編4話。幻想的でメッセージ性の強い「ちょっと長いプロローグ」がお気に入り。「コールドスリープ」は良い意味で残念なSF物。人の醜さがむき出しになる「破壊する男」は、読んでいる途中も読み終わってからも不気味な恐怖感が続いてやや苦手でした。そして不条理ながらも暖かい表題作「この愛は石より重いか」は、描写が綺麗ですね。空から石が降る美しい情景が浮かびました。2012/08/08

ツバキ

0
「僕と彼女が接近すると空から天然石が降ってくる」というバカバカしくもサイキックな設定を、巧みに自己改革物語へ絡ませたおバカで可愛い短編が表題作。胡散臭い解説書に書かれていると敬遠しがちな言葉たちも、抵抗なくさらりと頭に入ってくるのが面白い。色んな捉え方を知り視野を広げる手助けにもなるのではと思う。

Rot

0
やっぱこの二人が組んだら最高。 怖くて切なくて醜くて綺麗。2012/03/05

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