内容説明
別れた妻サリーを失意のうちに亡くしプラハに隠れ住むアンバーの前に、18世紀の謎の投書家ジュニアスの名を騙る手紙を携えた男が現れた。その名は23年前彼女と出会い、つらい旅路の始まりとなった、幼い姉妹の誘拐・殺人事件の記憶を呼び覚ます。事件の真相を知るために、アンバーは英国に戻る決意をする。
著者等紹介
ゴダード,ロバート[ゴダード,ロバート][Goddard,Robert]
1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』が絶賛され、以後、現在と過去の謎を巧みに織りまぜ、心に響く愛と裏切りの物語を次々と世に問うベストセラー作家に
加地美知子[カジミチコ]
1929年神戸市生まれ。同志社女子専門学校英語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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