講談社文庫<br> お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人

電子版価格
¥693
  • 電子版あり

講談社文庫
お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062756327
  • NDC分類 590.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

お金を出さずにあるモノで、心豊かな生活を送るフランス人。本当に大切なものを見極め、人生を充実させる知恵にあふれたエッセイ集スマートに節約して豊かに暮らそう

買えないモノは欲しがらない。お金を出さずにあるモノで、心豊かな節約生活を送るフランス人。子育て、貯金、マイホームから、バカンス、冠婚葬祭まで、20年間パリで暮らした著者が、肌で感じたフランス人の知恵。本当に大切なものを見極め、自分の価値観で人生を充実させる、楽しくおトクなエッセイ集。

はじめに
第一章 お金を出さずにあるモノで、心豊かな生活
第二章 自分を知っているからわかる、いるモノ、いらないモノ
第三章 貯金とマイホームは時間をかけて
第四章 お金をかけずに楽しいバカンス
第五章 フランス流子育てのエスプリ
第六章 義理と冠婚葬祭にお金はいらない
あとがきにかえて──円が高くなったということ
文庫化によせて


吉村 葉子[ヨシムラ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

買えないモノは欲しがらない。お金を出さずにあるモノで、心豊かな節約生活を送るフランス人。子育て、貯金、マイホームから、バカンス、冠婚葬祭まで、二〇年間パリで暮らした著者が、肌で感じたフランス人の知恵。本当に大切なものを見極め、自分の価値観で人生を充実させる、楽しくおトクなエッセイ集。

目次

第1章 お金を出さずにあるモノで、心豊かな生活
第2章 自分を知っているからわかる、いるモノ、いらないモノ
第3章 貯金とマイホームは時間をかけて
第4章 お金をかけずに楽しいバカンス
第5章 フランス流子育てのエスプリ
第6章 義理と冠婚葬祭にお金はいらない

著者等紹介

吉村葉子[ヨシムラヨウコ]
1952年神奈川県藤沢市生まれ。立教大学経済学部卒業。20年間のパリ滞在を通じ、フランスおよびヨーロッパ全域を対象に取材、執筆を続ける。「人と人とのいい関係」をテーマに、日常生活に根ざしたエッセイなど著作多数。現在は神楽坂を拠点に、講演活動も行なっている。また、男女の愛を語る小説や翻訳物も出版。日本家政学会食文化研究部会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pino

144
うーん。著者のフランス滞在記かな。自己流ファッションを楽しむパリジェンヌは素敵だしマダムの知恵は見習いたい。でもモヤモヤする。日本の過剰な消費生活への警鐘は頷けるが、その溢れる物を買うお金も懐にたっぷりあるとの前提はどうかな。もっともっとの欲張り日本人って。培われたサービス精神とか企業努力を引き合いに出すのは違うような。反面、フランスでのアレレって体験はニコニコ、スルーかい。私は何かの間違えで財布に百万円あっても衝動買いしない自信があったのに、この手のタイトルに、購買意欲がそそられ財布の紐が緩んじまった。2014/10/30

☆ゆう☆

57
読友さんよりお借りした一冊☆フランスと日本の文化ってここまで違うものなのかと、筆者がフランスで経験した沢山のエピソードが物語る。それらは本当にどれも新鮮。ささやかだけど手作りの温もりがこんなにも人を幸せにするとは☆*この文化はやはり素敵だし、そんなフランス人たちは魅力的である。しかし自分が、こういったフランスの地で生活することが出来るかと言われると…。ただ一点、休日は彼と二人でマルシェに食材の買い物に行き、帰りにカフェでお茶するという、パリっ子のデートには憧れる(*^^*)2012/05/14

mr.lupin

50
ちょっと想像していた内容とは違っていたけど著者が感じたフランス人の価値観や文化を紹介したエッセイだった。今まで自分がイメージしていたフランスとはまるで違うし、またフランス人がお金がなくても平気って言うのが分かった気がした。それとパリのディズニーランドの内情には少々驚いたな。やっぱ国民性の違いなんだろか。そう言えば、大好きなアルセーヌ・ルパンもフランス人だったなと思いながら読了した。☆☆☆☆★2020/01/19

baboocon

28
フランスで20年間暮らした著者が知り合ったフランス人達とのエピソードを通じて、お金と生活についての価値観や姿勢の日本人との違いを描き出したエッセイ。正直なフランス人が「締まりや」だというのも自分のイメージとは違っていて興味深かった。日々の食事もお金がないなら無いなりに工夫して安く済ませる、買えないものは欲しがらないといった点は日本人でもすぐに見習うべきところ。一方で友人を家に呼んだ時のおもてなしのマナーや結婚、教育関連のお金の使い方など、文化・風習・歴史に深く根ざして真似は難しいなというものまである。2011/09/29

うめ

27
前半部分は面白い。特にフランスの教科書事情なんかは、日本もそうしたらいいのに、なんて思ったりした。ハードカバーで代々使用し、(学校に置いてOKなら更に)コスパ良いのでは。とはいえ、国それぞれにカラーがあって良いと思うし、なんでもかんでも異文化を受け入れてっていうのもどうかと思うので、この考え方は素敵だなって思ったところを生活に上手に取り入れていけばいいと思った。2018/08/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/514704
  • ご注意事項

最近チェックした商品