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講談社文庫
死の開幕

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  • サイズ 文庫判/ページ数 510p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062755948
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

タイムズ・スクエアのポルノ映画館で爆破事件が起きた。近くで難を逃れた映像作家の卵、ルーンは、現場で上映されていた作品に出ている女優のドキュメンタリーを撮り始める。一方、イエスの剣と名乗るカルト集団から出された犯行声明は、次の爆破を示唆していた。逆転の名手が放つサスペンス・ミステリー。

著者等紹介

ディーヴァー,ジェフリー[ディーヴァー,ジェフリー][Deaver,Jeffery]
1950年米国イリノイ州シカゴ生まれ。雑誌記者、弁護士として勤めた後、’90年より専業作家に。以来、読みだしたらやめられないジェットコースター型サスペンスのヒット作を連発している

越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年生まれ。東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

125
ディーヴァーの初期の作品だそうです。わたしはこの主人公の本は未読でしたのでディーヴァーということでなければ手に取らなかったと思います。女性が主人公で敵は爆薬を使う人物。まあ水準的には面白いと思いますが、やはり文春文庫から出ている作品群の方がハラハラドキドキ感が大きい気がしました。2018/07/18

Tetchy

23
ジェフリー・ディーヴァーと云えばどんでん返しと云われているが、最初期の本書も正にそう。なかなか予断を許さない展開を見せる。ただ描かれる映像業界の内幕と爆発物処理班の日常そして爆発物処理の過程は確かに読み物として読み甲斐はあるものの、読書の愉悦をそそるまでには届かなかった。この辺はまだ作家としてのスキル不足、若書きの印象を強く抱いた。私はこの作品からどのように今、常に絶賛を以って新作が迎えられるようになったか、つまり“化ける”ようになったかを発表順に追っていくことで見ていこうと思う。2010/11/30

α0350α

16
最初はルーンがあまり好きになれなくて話に入りにくかったんですが、いつの間にか夢中になってました。〈イエスの剣〉のメンバーの正体も驚きでしたが、シカゴの話はもっと驚きました。どんでん返しは相変わらずなんですね。面白かったです。2015/01/25

おぎにゃん

14
「イエスの剣」による爆弾テロと、その犠牲になった、ポルノ女優のシェリー…舞台女優としての最高の才能を持ちながら、経歴故に夢を摘み取られ続け、やがて悲惨な最期を遂げる。彼女への鎮魂と、自らの野心のため、殺害犯人を探すドキュメンタリーを撮影する主人公のルーン…主人公ルーンに萌えた。とにかく可愛いのだ。パンキーで無鉄砲で、子供好きなルーン。身近にいたら楽しそうだ…もちろん、作者の真骨頂、どんでん返しの連続技も十分に堪能。ラストのルーンの選択には、思わずホロリ。大傑作である。2014/05/24

伊織

13
ディーヴァー氏の初期に近い作品なのかな?ライムシリーズを読み慣れたせいか、訳者がいつもの池田さんと違うせいかやたら読みにくかったし、途中?となる所も…。お馴染みのどんでん返しもあったし、多分後者による影響のもよう。訳者って大事ですね!2010/11/18

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