講談社文庫
ナイトフォール〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 525p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062755146
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

NY州ロングアイランド沖で航空機TWA 800便が爆発墜落した。事故原因は機器の故障として調査は終了したが、テロ、軍の陰謀など異説は鎮まらず、連邦統合テロリスト対策特別機動隊のジョン・コーリーが真相究明に立ち上がる。海面から出現し飛行機に向かったという謎の光とは何か!?巨匠デミルの挑戦状。

著者等紹介

デミル,ネルソン[デミル,ネルソン][DeMille,Nelson]
1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴びる。その後『ゴールド・コースト』『将軍の娘』『プラムアイランド』など話題作を連発、いまやアメリカを代表する国民作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

20
 いやはや、ジョン・コーリーと付き合っていると飽きないねぇ。今作品にはあまり期待していなかったんだけど、グイグイ引き込まれる。とは言っても、やや冗長な部分が多いかなという気も。それにしても、この実際にあった事件、あぁ、事故だったか、にどんな結末を用意しているのだろうか。 2023/03/10

ひじき

19
少し前に聞いた話だけど、翻訳エンタテイメントは飛行機戦闘機マニアがけっこう支えているんだって。表紙に飛行機の絵があるだけで即買いらしい。そういう人たちはこの本読んで感涙にむせんだだろうなあ。なにしろ前半のかなりの部分、旅客機やミサイルのメカニズムなんだもん。しかしまあ知らなかったことを知るのは楽しいです。実際にあった旅客機墜落事故を題材にしたミステリ。事故処理の記述では御巣鷹山を思い出してしまった。後半はぐーんと上昇気流に乗ってすとーんと落ちる、いや飛行機じゃなくて話が、ことを期待。2016/08/19

パカゲニー

6
ネルソン・デミルのジョン・コーリーシリーズ3作目。ロングアイランドで起きたトランスワールド社のボーイング747の墜落事故をめぐり、ジョンとケイトが真相を探るべくFBIIの再捜査禁止命令を無視してし調査を開始。後半はどうなるか楽しみ。あと私には合わなかったジョークが本作は少なく感じ読みやすかった。 2020/08/06

vannie

5
とりあえず手元にあったのはこの本だけだったので。翻訳本はやっぱり苦手。しかしながら、思いの外読みやすくはあった。ベタなアメリカンジョークを除いては。こんな男が近くにいたらイライラしっぱなしだ。日本人でよかった。2011/06/16

Tetchy

4
題名の意味は『黄昏』。物語の結末にあの事件を持ってきたこの作品にはそれがよく似合う。今回は1996年に起きたTWA800便の旅客機が墜落した事故の一部始終を収めたと云われるビデオテープの在り処とそれを撮った不倫カップルを捜し当てるのがメイン・テーマとなっている。確かにジョン・コーリーのへらず口は健在で、ページの捲る手がクイクイ進むのだが、物語の牽引力としては設定がいささかパワー不足。2009/10/25

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