内容説明
石坂荘作が創設した勤労青少年のための夜学校は敗戦後の困難な状況下、顔欽賢に引き継がれた。台湾に尽くした上州人と群馬で学んだ台湾人。
目次
第1章 石坂荘作―「原町三偉人」と「基隆聖人」(生い立ち;教員と日清戦争従軍;台湾へ渡る;基隆の人となる;基隆聖人)
第2章 顔欽賢―基隆顔家の三代目(基隆顔家;母校・群馬県立高崎中学校;立命館大学最初の台湾人卒業生;基隆顔家一族の総帥)
第3章 基隆夜学校から光隆家商へ(どうして夜学校を創設したのか;基隆商業専修学校から光隆家商へ)
著者等紹介
手島仁[テシマヒトシ]
群馬地域学研究所代表理事。昭和34年(1959)前橋市生まれ。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。群馬県立高校教諭、県史編纂室主事、県立歴史博物館学芸員、前橋市文化スポーツ観光部参事兼前橋学センター長などを歴任。群馬学を提唱し、地域学の振興を図る。著書に『中島知久平と国政研究会』(日本法政学会奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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