出版社内容情報
赤川 次郎［アカガワ ジロウ］
著・文・その他
山前 譲［ヤママエ ユズル］
解説
内容説明
「父さんを信じてくれ」という伝言だけを残して、牧野幸の父親・祐二は婦女暴行容疑で逮捕された。保釈後、さらに殺人、放火の容疑で、「世紀の悪党」として逃亡する身に…。幸の高校の先輩である夕里子は、国友刑事と事件の真相を追うが、綾子、珠美も巻き込まれ、大事件に発展！真実はどこにある。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年福岡県生まれ。１９７６年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。長年のミステリー界への貢献に対して、２００６年、日本ミステリー文学大賞が贈られた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LUNE MER
16
殺人犯として追われる今作のメインゲストのキャラがあまりにも二重人格過ぎて、異なる人物を同一人物であると錯誤させるトリックの類を疑ぐりながら読み進めたら見事に外れた。2023/05/15
白雪ちょこ
16
今回は、三姉妹の誰が主役というわけではなく、巻き込まれ型。 しかし、あまり気分の良いような内容ではなく、牧野家の柱である父親が起こしてしまった事件により、牧野家は大混乱。 たまたま夕里子の後輩である、娘の幸を救うために、三姉妹揃って、そして恋人である国友も一緒になって協力する。 悪党に惚れるという年頃なのか、15歳のアイドルのりんや、その家族達。 テレビ局から何から何まで巻き込まれの大混乱。 相変わらずわちゃわちゃしている感じで、最終的なオチも少々胸糞悪く感じ、急いでまとめたという感じがあった。2022/09/07
coco夏ko10角
14
サブタイトルは「月もおぼろに白魚の…」ではじまる歌舞伎のセリフから。前半はあまり出番のなかった綾子が最後の方ではかっこいい。アイドル好きなのでランニング娘の酒井りんにハラハラ。2014/01/24
たぁ。
10
久しぶりの三姉妹探偵団。わくわくしながら読み始めたのに、なんだかなぁ~でした。 まずは、お父さんのキャラが？？？冒頭の冴えないサラリーマンが突然全くの別人になり、「世紀の悪党」はかっこいいとか、捕まらないとか、わけがわかりませんでした。 しかも、15歳のアイドルと男女のキス！？？？気持ちワルすぎ。登場人物の気持ちやら行動やら理解不能。（私の読解力がなくなってしまったのか｡｡｡）2017/11/01
鍵ちゃん
8
「お父さんを信じてくれ亅という伝言だけを残して牧野幸の父、祐二は婦女暴行容疑で逮捕された。ほしゃくご、さらに雑誌、放火の容疑で「世紀の悪党亅として逃亡する身に…。幸の高校の先輩である夕里子は国友刑事と事件の真相を追うが、綾子、珠美も巻き込まれ大事件に発展！真実はどこにある！？2020/08/02
