内容説明
寺で修行するために訪れたミャンマーでも、いつの間にか娼館へ。失禁しても飲み続けた韓国の夜に、欲求不満が募るタイ娘とのデート。ベトナムのパンツ職人やコーベの路上生活者との出会いで鴨ちゃんが悟ったことは。笑激と哀愁のサイバラ漫画も向かうところ敵なし。諸行無常の世の中を見つめるアジア紀行。
目次
鯨飲のソウル
コーベのこと
ミャンマーの仏門体験
ベトナムの職人さん
カクさんの怒り
サヨナラ、ミヤタのおっさん
ソムの旅立ち
タイの掟
著者等紹介
鴨志田穣[カモシダユタカ]
1964年神奈川県生まれ。高校を卒業後、風来坊生活を続けるが、なんとなく片道切符でタイへ。現地でひょんなことからビデオカメラ片手のフリージャーナリストに
西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。強烈な作風で大人気の漫画家。『ぼくんち』で文春漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
48
9/3の夜に図書館から借りてきて2週間かけて少しづつ読んだ。(本来の意味の)シュールなお話。しかしシリーズ3冊目だったとは。いずれ前後巻も読もう。2013/09/19
ソラ
7
寺で修行するために訪れたミャンマーでも、いつの間にか娼館へ。失禁しても飲み続けた韓国の夜に、欲求不満が募るタイ娘とのデート。ベトナムのパンツ職人やコーベの路上生活者との出会いで鴨ちゃんが悟ったことは。笑激と哀愁のサイバラ漫画も向かうところ敵なし。諸行無常の世の中を見つめるアジア紀行。2005/12/19
ウメ
2
正直、鴨ちゃんのルポはのめり込む面白さが無い。かなり強烈な体験をしているはずなのに、その熱がイマイチ伝わってこないのが残念。ただ、西原氏の勢いのある漫画がそれを補ってまだ余りあるという。良きコンビ。2006/01/09
クミコ・ロッテンマイア
2
せつないアジア体験記。性行為をしていても、限りなくピュア。2008/12/08
Mari Watanabe
1
アホらしさの中に、どうにもならない哀愁漂う不思議な本。2016/11/25
-
- 電子書籍
- ハエとライオン 【漢字仮名交じり文】 …