内容説明
モデルの若い女性ベサニーが突然、姿を消す。古びた日記と遺言のようなメモを残したまま。家系をたどって出生の秘密や謎を明らかにする“家族史探偵”のナターシャがベサニーの捜索を開始。すると、19世紀半ばにセンセーションを巻き起こした芸術家集団が浮かび上がる。伝統と前衛が交錯する長編ミステリー。
著者等紹介
マウンテン,フィオナ[マウンテン,フィオナ][Mountain,Fiona]
イギリスのサウスヨークシャー州シェフィールド出身。BBC放送のラジオ1で広報担当を9年間務める。現在は、オックスフォードシャーでPRエージェントを経営している。1999年の作品『Isabella』で作家としてデビュー
竹内さなみ[タケウチサナミ]
青山学院大学文学部英米文学科卒。大学在学中から翻訳の仕事をはじめ、映画作品のノベライズや小説の執筆も手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。