内容説明
オホーツク海に面した紋別市は弁護士過疎の町。そこに単身乗り込んだ松本三加は新米弁護士だ。だが着任早々、自閉症の若者が自転車で死亡事故を起こすという難しい事件にぶつかった―。二七歳の女性が、町の人々の万相談所として孤軍奮闘する姿をさわやかに描くドキュメンタリー。
目次
第1章 事故発生
第2章 紋別へ
第3章 いきなりてんてこ舞い
第4章 弁護士偏在
第5章 素質あり
第6章 裁判が始まった
第7章 法のルールとムラの掟
著者等紹介
村田信之[ムラタノブユキ]
1966年長崎県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。在学中より高野孟氏の「インサイダー」に参加、新聞や週刊誌で執筆活動を続ける。現在、早稲田大学「大隈塾」ディレクター、客員研究員を務める
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感想・レビュー
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tonakai
1
ひまわり公設事務所の現実を知りたくて読了。草創期の受け取られ方がよくわかる。あと、行政の建前主義は本当にきらいだ2014/05/25
猿山リム
0
気分が乗るとお尻を出してしまう兄の性癖を弁護するために司法試験に合格した健気な妹の話かと思ったら違った。 ノンフィクション。 弁護士のいない都市へ弁護士を送り込むプロジェクト周りの内容。 地方ならではの波乱万丈な案件が来るという予想を裏切り、割と普通な相談が多かったらしい。 普通のトラブルの解決が一番大事なことではあるが、本にするとなるとインパクトが少ないわけで。 そんなに厚く無い本だけど、少ない事件を膨らませ引っ張って持たせている。 全く意味のない描写も多かったり、若干の読みにくさもあり。2017/07/10
ただの晴れ女
0
弁護士過疎地域で活躍する新人弁護士のノンフィクション。<「ムラの掟」は「丸くおさまる」のではなく、弱い人にしわ寄せが言っているだけ。>ここに感銘を受けて法律を勉強したくなって今の学部に至るw同一の行為でもある人には許されて、ある人は叩かれるとかおかしいもんね。法律を使うことで、理不尽な思いをしている人を減らせたらいいな。弁護士志望の人はぜひ一度読んで欲しい。「日本人の法意識」と合わせて読むとさらにいいかも。
ただの晴れ女
0
弁護士過疎地域で活躍する新人弁護士のノンフィクション。<「ムラの掟」は「丸くおさまる」のではなく、弱い人にしわ寄せが言っているだけ。>ここに感銘を受けて法律を勉強したいと思った。この本のお陰で今があるんだよねぇ。「日本人の法意識」と合わせて読んで欲しい。2007/09/05
かめりあ
0
ドキュメンタリー、ということでノンフィクションに分類されるが、非常に肉薄した表現で地方の現実が描かれていた。田舎ならではのいやらしさ、不都合や不合理の中で、歩き抜いた姿に勇気をもらうというよりは、ただ感銘を受ける。2023/12/18




