講談社文庫<br> 重蔵始末

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講談社文庫
重蔵始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 369p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062748162
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

寛政の奇傑登場!著者初の本格時代小説

火盗改(かとうあらため)・近藤重蔵、21歳。強者揃いの御先手鉄砲組でも際立つ偉丈夫。傍若無人の言動で毀誉褒貶(きよほうへん)半ばする。ロシアの謎の大男、美女のかたき討ち、茶屋の狂歌殺人事件……。寛政の世を揺るがす怪事件を型破りの手法で重蔵が解く。後に北方探検家として名を馳せた奇才を主人公に描く、著者初の本格時代小説。

第一話 赤い鞭
第二話 北方の鬼
第三話 七化け八右衛門
第四話 茄子と瓜
第五話 猫首


逢坂 剛[オウサカ ゴウ]
著・文・その他

縄田 一男[ナワタ カズオ]
解説

内容説明

火盗改・近藤重蔵、二十一歳。強者揃いの御先手鉄砲組でも際立つ偉丈夫。傍若無人の言動で毀誉褒貶半ばする。ロシアの謎の大男、美女のかたき討ち、茶屋の狂歌殺人事件…。寛政の世を揺るがす怪事件を型破りの手法で重蔵が解く。後に北方探険家として名を馳せた奇才を主人公に描く、著者初の本格時代小説。

著者等紹介

逢坂剛[オウサカゴウ]
1943年東京都生まれ。中学時代から探偵小説、ハードボイルド小説を書きはじめ、’80年『暗殺者グラナダに死す』でオール読物推理小説新人賞を受賞。ギターとスペイン内戦を扱った『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

23
出来すぎと思う部分もありますが、話としては面白かったです。シリーズものであるなら続きも読んでみたいです。2025/05/21

真理そら

22
とても21歳とは思えない重蔵の態度やら資質やら、完璧すぎる。連作短編集なので話が引き締まっていて読みやすい。おえん、音若と年増の女の人たちがすてきだ。「猫首」のおもよはいい女であっても良くない。ネコ好きにとっては天敵のような女だ。2018/02/21

ぶんぶん

15
何気無く手にした一冊、逢坂 剛が書いた時代物という事で、手に取りました。 火盗改・近藤重蔵は並々ならぬ学識の持ち主、それに持って生まれた大力漢、そんな重蔵が奇怪な事件を解決する痛快時代小説。 物知りの重蔵が知識を駆使してのやり取りは魅力である、ミステリーの醍醐味もある。 続編があるようなので興味を覚える…2015/10/28

スプリント

12
北海道の測量に取り組んだ近藤重蔵が主人公。 火付盗賊改として長谷川平蔵も同時期に活躍しているが本編では登場せず、今後登場して主人公と絡んでほしい。2022/07/28

吉田 光貴

12
楽しめた。ネコ好きとしては最後の話はいただけないが。シリーズ物とのことなので続きも読みたい。いわゆる時代劇にピッタリだと思うがニーズがないのか今はほとんど作られていないのが寂しい。2015/09/30

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