内容説明
冬の貴婦人クリスマスローズは、はかなげに孤高を守る。うつむきかげんにひっそりと咲くその姿は、恥じらう乙女のように、清純で、可憐で、気高い。クリスマスローズは、花が少ない時期に、寒風に耐えて咲くけなげさと、豊富な花色で人々を魅了します。花期が比較的長く、冬から早春の庭園を彩り、アレンジメントにも茶花にも利用できます。
目次
1 クリスマスローズの愉しみ(庭のクリスマスローズ;クリスマスローズの露地植え;クリスマスローズのコンテナ ほか)
2 クリスマスローズ図鑑(原種;有茎種間交配種;ヘレボルス・ヒブリドゥス(交配種))
3 クリスマスローズの育て方(クリスマスローズとは;クリスマスローズの原生地と分類;クリスマスローズを楽しむ場所 ほか)
著者等紹介
野々口稔[ノノクチミノル]
1956年(昭和31)、東京都目黒区生まれ。1995年より本格的にヘレボルスの栽培を開始し、2000年6月にホームページ「冬の貴婦人 クリスマスローズ」を立ち上げ、2001年8月に愛好家の集い「HELLEBORUS倶楽部」を設立。園芸研究家としてヘレボルスの普及活動を行っている。HELLEBORUS倶楽部代表、日本クリスマスローズ協会会員、英国王立園芸協会日本支部会員。技術士(応用理学部門)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
17
ウチにも20年くらい生えてるんだけど、気づいたら花屋で見かけるのは八重とか黒とかすんごいのがいっぱいでほええとなり、新たに種まきしてしまった…。ポット上げしたんだけど、やり方がまずく半分くらいお星さまにしてしまったのでこの本を手に取る。しかし昔は咲いてたのを適当に植えただけなので知らなかったけど、交配しても八重はかなりの確率でシングルに戻るし、咲かなきゃ色もわからんし、何より花が咲くまで3年はかかるってかなりのギャンブルかつ気の長い代物なのだなあ。メダカの交配より大変やんけ。うまく花が咲きますように。2021/04/11
-
- 和書
- 大鏡 日本の古典文学