内容説明
映画『タンポポ』への思いがけない出演、『世界ふしぎ発見!』リポーターへの大抜擢、企画から携わった韓国報道、取材と編集に没頭したソウル・ガイド作り、被災地神戸での貴重な経験、そして感動の数々…すべては素晴らしい出会いから始まった。新しい世界へ全力で挑戦し続ける、行動派女優の15年間の記録。
目次
1 暗がりから表舞台へ(陽のあたる場所―映画『タンポポ』;リポーターへの転身―『世界ふしぎ発見!』 ほか)
2 究極のガイドブック『ソウルの達人』舞台裏(「新たなるソウル」の発見;究極の「ソウルガイド」を作ろう! ほか)
3 黒田福美写真展の誕生(ひょうたんから駒;手さぐりの写真展準備 ほか)
4 被災地神戸からの発信(日本人として;被災地を撮る ほか)
5 背伸びしながら(通販カタログを作ろう!;紆余曲折の『がんばってますKOBE』 ほか)
著者等紹介
黒田福美[クロダフクミ]
1956年東京生まれ。桐朋学園大学演劇科卒業。映画・テレビドラマで俳優として活躍する一方、芸能界きっての韓国通として知られる。俳優業のほか講演や執筆、写真展の開催など多彩な活動を続け、1999年11月には「2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会」の理事に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えこ
17
黒田福美さんって、とても一生懸命な人ですね。完成までは大変だったみたいですが、斬新なソウルのガイドブックを作る過程のワクワクが伝わってきました。役に立てるのであれば、思わず協力したくなる魅力的な人です。2016/04/11
natukoba
0
前々から韓国通であることは知っていたが本は初めて。彼女の何事に対しても熱く突っ走る様子は痛快。熱い想いはしっかり伝播する。2016/03/18
yunomi3
0
ソウルオリンピックを控え念願の韓国報道を自らの手で実現させ、究極の「ソウルガイド」作りに奔走。韓国取材の記録として撮り続けた写真が写真展となり、その写真展がきっかけで阪神大震災の被災地支援へと繋がっていく…これは、単なる韓国通の女優さんのエッセイではない!!試行錯誤しながら信じた道を突っ走る黒田氏ってスゴい!!2011/10/20