内容説明
千葉周作、堀部安兵衛から坂本竜馬、沖田総司まで江戸・幕末に異彩を放った英雄たちの人物像と、その剣の実力を検証する。これまで伝えられてきた史実は、果たして本当だったのか?さまざまな歴史資料をもとに、実力作家たちが記した決闘や事件は、従来の定説を覆す新発見が満載。
目次
第1部 幕藩体制に生きる剣豪(剣豪出世街道―柳生宗矩;柳生十兵衛;江戸柳生と尾張柳生の対決;東郷重位―薩摩示現流「必殺の打」;高田馬場の決闘 堀部安兵衛vs.村上兄弟 ほか)
第2部 時代の夜明けに斃れた剣(江戸の三大道場実力競べ;幕末剣客往来;坂本龍馬―剣を捨て剣に斃れる;山岡鉄舟;桂小五郎―練兵館塾頭から維新の三傑へ ほか)