内容説明
相次ぐ飢饉、進まぬ改革に、天下揺るる兆しが見えた江戸幕末。練達の槍をひっさげ、幕府転覆を望む博徒・浅太郎は、上州の侠客・国定忠治と盃を交わす。関所を破り、役人を殺し、敵対する一家と血で血を洗う抗争を続ける無法の渡世!その果てに浅太郎を待つ数奇な運命とは?書き下ろし長編時代小説。
著者等紹介
石月正広[イシズキマサヒロ]
1950年東京都生まれ。歌手、画家、馬券師などを経て’95年、『写楽・二百年の振り子』で作家デビュー。独自の歴史観に基づき、エンターテインメントに徹した時代小説が注目を集めている
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