内容説明
馬がターフを駆け、人が馬券に何かを託すとき、ドラマが生まれる。テイエムオペラオー、オグリキャップ、エアグルーヴ、サイレンススズカ…。優駿と人間が織りなすハートフルな物語が、あなたをちょっぴり勇気づけ幸せにする。心にじーんとしみわたる競馬小説集。写真満載、詳細なデータ付き。
目次
プリモディーネ
サニーブライアン
アグネスタキオン
メジロドーベル
スマイルトゥモロー
スペシャルウィーク
サイレンススズカ
エアグルーヴ
ティコティコタック
ステイゴールド〔ほか〕
著者等紹介
かなざわいっせい[カナザワイッセイ]
1955年兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、大工のアルバイトや牧場の牧夫を経験。「週刊競馬ブック」連載の「八方破れ」で大人気競馬ライターに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
60
ギャンブルとしての競馬は好きではないけれど、馬の運動会としての競馬は好き。うまい表現が見つからないけれど。競馬の陰には、様々なドラマがある。馬券を買い求める人、それに振り回される人。馬の目は人間の気持ちを見透かすような、優しくて全てを許してくれそうな目をしてる。馬券を買う人は、その馬や騎手に自分の運を託すようなところもある。それだけ信じるに値する部分もあるのかも。このストーリー展開は、競馬の結果に沿うように展開していく。その時の喧騒が聞こえてきそうな物語。今年は札幌競馬場に足を運んでみたくなった。2015/01/07
-
- 電子書籍
- 帰ってきた 日々ごはん〈2〉