講談社文庫
嘘つきは殺人のはじまり―ミステリー傑作選〈43〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062736930
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

日本国内に隠された旧ソ連の小型核爆弾をめぐり、防衛庁情報局員が危機に直面。男が人生をかけて選択した手段とは?「畳算」(福井晴敏)、行方がわからない大事な写真をさがす過程で、自分と恩人との衝撃的なつながりにたどりつく「欠けた記憶」(高橋克彦)ほか、珠玉の10作品をおさめた特級アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hundredpink

39
ミステリーと短編は存外相性がいい。2018/12/21

てふてふこ

17
1999年に発表された短編ミステリの中から選ばれたアンソロジー。続編を読みたいと思わされる作品ばかりだ。特に印象に残ったのが篠田節子さん「灯油の尽きるとき」・・・高齢化社会の問題を細かい所から考え直す必要があると思いました。そして芦原すなおさん「雪のマズルカ」笹野里子シリーズ、全て読みたいです。2014/12/23

だい

8
10人の作家の、わずか50ページ足らずのミステリーアンソロジー。新しい作家を発掘するつもりが、やはり篠田節子に打ちのめされた。日々の介護に明け暮れた一人の女は、通りすがりの男に何を求めただろうか。読んでいて胸が苦しくなる。そして背筋も凍るような結末。生と死の境界に立つ人間の絶望と虚空を描いている。恐るべき作家。2021/09/15

ジャム

7
日本推理作家協会によるバラエティに富んだミステリーアンソロジー!特にどんでん返しに次ぐどんでん返しが鮮やかな姉小路祐「審判は終わっていない」、北川歩実「替玉」、北上秋彦「茶の葉とブロッコリー」の3編が強く印象に残りました!2016/11/07

ひょろ

7
姉小路祐「審判は終わっていない」そう来たか!のあとにさらに、そうきたか!と持ってくる素晴らしさ。してやられました。 北上秋彦「茶の葉とブロッコリー」タイトルからして"?"で何か引き付けられるものがある。その意味が分かった時、なるほどと思うでしょう。 北川歩実「替玉」そこらじゅうに罠がある感じ。収録の短編集の「もう一人の私」も読んでみたい。2016/08/28

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