出版社内容情報
世界一危険な公務員
魔女王・お涼のパリ出張!
破壊大好き、高飛車、強引、etc。世界一危険な公務員・薬師寺涼子警視が、善良なる部下、泉田準一郎警部補を引き連れてパリ出張。空港で不審極まる殺人を目撃した涼子は、国境も平和外交もスッ飛ばし、越権捜査に猛進する。「これは戦争よ(セ・ラ・ゲール)!」見えざる敵の襲撃を受けたお涼サマの宣言が、花の都を揺るがせる!
田中 芳樹[タナカ ヨシキ]
著・文・その他
内容説明
破壊大好き、高飛車、強引、etc。世界一危険な公務員・薬師寺涼子警視が、善良なる部下・泉田準一郎警部補を引き連れてパリ出張。空港で不審極まる殺人を目撃した涼子は、国境も平和外交もスッ飛ばし、越権捜査に猛進する。「これは戦争よ!」見えざる敵の襲撃を受けたお涼サマの宣言が、花の都を揺るがせる。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。’77年第3回幻影城新人賞、’88年星雲賞を受賞。壮大なスケールと緻密な構成で、SFロマンから中国歴史小説まで幅広く執筆を行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
167
涼子の人徳で引っ張る、ハチャメチャ設定で愉快になれるエンタメ小説。作家本人が息抜きに書いたという。読者も息抜きできる。元気がなくて自分に渇を入れたいときに楽しめる作品だ。今回の舞台は題名どおり巴里なのだが、お由紀もちゃんと登場し、お涼とお由紀の仲良し漫才も健在で、またかよ・・・と言いたくなるお約束の掛け合いで、ヤッターマンシリーズを思い出す。2019/09/14
豆乳くま
22
涼子様御一行、パリへ行く。パリだろうと冥王星だろうと涼子の行くところへは異変が起こる。今度は錬金術からの怪異。なんのこっちゃ。完全無欠の美貌と破壊力爆発の傍若無人ぶり、「やられたらやり返す」ではなく「やりたいからやる」の精神で大暴れ。泉田警部補へのツンデレがたまりません。2016/05/12
ホームズ
16
久々に読んだ。このシリーズは作者が色々不満に思っていることや言いたい事を書く為に続けてる気がする(笑)今回は分かりやすい標的はいなかった気がするけど色々書いてるな~(笑)2012/11/16
Humbaba
7
好きになれないとしても、自分の味方である場合には行動を妨害することも攻撃することも出来ない。ただし、それはあくまでも見方であるからこそやらないだけであって立場が変わればその限りではない。その意味では好きになれないような相手は的に回ってくれたほうがありがたいとすら言える。2017/09/17
ゴマ
7
ドラよけお涼の三作目、舞台はフランスのパリ。彼女の行くとこにはまた怪異が。海外での日本文化であるアニメの浸透や、錬金術が題材に。泉田君が最後活躍しました。彼は実写版にするなら誰が適役かな?(二作目飛ばしたのでまた読まないと(-。-;2013/03/26
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