内容説明
冷たい霧が立ち込める真夜中。車のタイヤを溝に落とした男は、助けを求めて訪ねた屋敷で射殺死体を発見する。傍らには被害者の夫人が拳銃を手に立っていた。「気晴らしだった」と言う彼女は本当に夫を殺したのか?練りに練ったプロットとあざやかなどんでん返し。ミステリーの女王の名作戯曲を最新小説化。
著者等紹介
オズボーン,チャールズ[オズボーン,チャールズ][Osborne,Charles]
1927年オーストラリア東部の都市ブリスベーン生まれ。オペラや演劇の世界的権威として知られ、ミュージカルや文学についても多くの著作がある
羽田詩津子[ハタシズコ]
お茶の水女子大学英文科卒。英米文学翻訳家
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