内容説明
連続女性失踪事件の遺体発掘隊に同行することになった女性記者アイリーン・ケリー。だがシェラ・ネバダ山中で待っていたのは、連続殺人鬼が仕掛けた恐るべき罠だった。孤立無援の彼女が頼れるのは捜索犬ビングルだけ。絶体絶命の危機に瀕した彼女の運命は?MWA最優秀長編賞を受賞した傑作サスペンス。
著者等紹介
バーク,ジャン[バーク,ジャン][Burke,Jan]
1953年アメリカ・テキサス生まれ。著書に女性新聞記者アイリーン・ケリーを主人公とした『骨』で、2000年度MWA賞最優秀長編賞(エドガー賞)を受賞した
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感想・レビュー
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キムチ
25
ボーン・・骨の題名に惹かれ読み始めるも、最初から犯人は割れており、謎解きでないだけに、何とか懸命におぞましいシーンの続出について行く。連続女性失踪事件犯パリッシュ。果敢にも対するは女性新聞記者アイリーン、そして愛犬ピングル。舞台はシェラネバダ山中。簡単に ころりころりと学者2人が死体に。調べてみると筆者は、こう云ったプロットや人物描写に定評がある作家らしく、賞も取っての人気モノ。ちょっと好みじゃないけれど、車中のお楽しみで読んじゃって次は下巻へ。2014/12/06
ちゃちゃ
12
いくら仕事とは言え,頼まれても,こんなメンバーの「発掘」ツアーには参加したくありません!探索犬ビングル君が賢くて可愛い。それが救い。彼の活躍を信じて下巻に・・・。2012/12/27
MATHILDA&LEON
8
ふと手にとって読んでみたこの本。最初は登場人物のイメージが湧かずに苦労したけれど、途中から一気に物語は展開し、ページをめくる手が止まらない状態にまでのめり込みました。遺体発掘の為に山中を歩き回り、遺体をようやく見つけた一行。帰る間際、犯人が発した一言でおぞましい地獄が始まるとは誰が予想するだろうか。いい所で上巻は終わる。もう、下巻読むしかないじゃない!2014/11/09
sine_wave
4
犯人のパリッシュの現場検証中に爆発事故が起こり、アイリーン・ケリーとパリッシュが対決することに。そこはシエラ・ネバダ山脈の中で誰も来ない。彼女は助け出されたが、犯人は逃走中で人々の不安は募る。以下下巻へ。2015/03/13
ちはや
1
☆☆☆2002/07/30