講談社文庫<br> 呂后

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講談社文庫
呂后

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062733847
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

高祖劉邦の死は権力の空白を生んだ。陰謀、粛清、そして反乱。天下の権を巡って争う人間たち。漢代初期の狂瀾の半世紀を、劉邦の未亡人・呂后、呂氏追討に活躍した朱虚侯・劉章、劉邦の末子で奔放不羈の淮南王・劉長、「呉楚七国の乱」を平定した将軍・周亜夫の四人に託して、エネルギッシュに描く連作史劇。

著者等紹介

塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年、倉敷市生まれ。同志社大学卒業。イラストレーターとして活躍し、’78・’81『年鑑日本のイラストレーション』(講談社)に作品の掲載がある。1996年、長編小説『霍去病』(河出書房新社)を発表して注目を浴びる。現在、塚本邦雄選歌誌『玲瓏』発行人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

27
知らない時代の話なのでそれなりに読めましたが、もっと呂后が全編で暴れる話かなと思っていたのでその点は期待はずれでした。しかし中国の残虐性は到底日本の比ではなく凄まじいと思わせるものでした。2023/05/16

再び読書

16
噂には聞いていたが、呂后の戚妃に対する仕打ちは、気分が悪くなる。人はそこまで残酷になれるのだろうか?と不思議な気持ちにさえ感じる。決して映像化して欲しくないですね。漢建国の話は三国志でも何度も登場するが、劉邦亡き後の物語はあまり知らなかったので、面白かった。しかしながら、吉川英治のようなワクワクさせられないのが、残念です。「光武帝」、「王莽」と積読に進んでいきます。2014/09/20

みなみ

12
呂皇太后の専横は目を覆いたくなるほどだが、なんだかんだ言って彼女の強烈な存在感がこの連作集を引っ張っている。登場人物が多く色と欲にまみれた人物が多い。複雑なものをそのまま載せているので、小説として、物語として読むには読みづらい。2021/01/02

ごんちゃん

7
劉邦亡き後の漢の半世紀。項羽と劉邦の熾烈な戦いに比べると、ちまちました小競り合いばかりで、はっきり言って退屈。中国三大悪女と言われる呂后の悪辣非道ぶりをもっとガッツリ描いて欲しかったな。著者曰く、中国から日本に輸入されなかったものは宦官と夫婦別姓だそう。日本なら女は生家より嫁ぎ先の家を守ることを是とするのに、中国では生家の隆盛を願うのが面白いねぇ。2017/09/13

抜け忍1号

4
2007年8月11日読了。漢の初代皇帝・劉邦の死後、権力の空白が生んだ陰謀、粛清、反乱の嵐を描いた連作形式の歴史劇。物語は、劉邦の未亡人である呂后を中心に、彼女の権力掌握と専横、そしてその後の「呉楚七国の乱」までの激動の半世紀を、呂后、朱虚侯・劉章、淮南王・劉長、周亞夫の4人の視点で描いている。それぞれの章が独立しつつも、全体として一つの歴史の流れを形作る構成になっていて、漢王朝初期の複雑な政争と人間模様が重厚に描かれている。2007/08/11

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