内容説明
「猫のなる木」をヴェネツィアで発見!自分の目と足をアンテナにイタリア中を歩いて出会った、どこか気になる物・モノ・者。カフェでの使用カップ調査、街のあちこちに生息する(?)動物を模した装飾品集めなど、観光ガイドではわからない魅力たっぷり路地裏めぐりの旅へ、豊富なイラストと写真でご案内します。
目次
僕のメモ帳から(ローマのホテル;ローマからフィレンツェ ほか)
ヴェネツィアからの玉手箱(猫街;猫小屋「満員御礼」 ほか)
ローマのことなど(大きな顔;泉の都 ほか)
著者等紹介
林丈二[ハヤシジョウジ]
1947年東京都生まれ。イラストレーター、エッセイスト。武蔵野美術大学卒業。小学校時代からの調査マニアで、穴開きブロックのパターン調べ、都内各駅切符のパンチ屑収集など、どんな瑣末なことにも探求の目を向けデータを集める。路上観察学会の一員としても活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トロチ
3
✩✩✩去年ヴェネツィアへ行ったので、懐かしくなった。著者目の目のつけどころが面白い。2018/01/02
bvbo
1
林さんの旅日記。イタリア編。2017/12/16
shaggydog
1
ヴェネツィアの水のまずさにかんする凄い表現があった。 「日本ではうまいコーヒーを出すのに、水に鉋(かんな)をかけ、やすりで磨き、ビロードで撫でくりまわすようにこだわったりする。ヴェネツィアの場合、水の頭をカナヅチで殴って気絶させてから無理矢理コーヒーにしてしまう、というような感じ。」すげえわかりやすい。2013/06/01
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