内容説明
バンコクの喧噪に身を包み、ひたすら見て、聞いて、触れたタイの日常。料理の辛い・すっぱい・甘い、ポケット付きブラジャーの謎、オートバイとミニスカート、トイレットペーパーの使い方、オカマの生態、看板と外国人料金、尻の洗い方、そしてタイ人気質とは…。怒濤の好奇心でせまる“タイ様式”の真実。
目次
食事
衣服
交通
習慣
モノ
住まい
建築物
著者等紹介
前川健一[マエカワケンイチ]
1952年東京都生まれ。’73年のアジア旅行をきっかけに、世界を巡る。’76年から2年間、中国料理店で料理を修業。東南アジアの食文化を究めた『東南アジアの日常茶飯』(弘文堂)が話題に。’90年代に入ってバンコク定点観察者として『バンコクの好奇心』『バンコクの匂い』『まとわりつくタイの音楽』(以上、めこん)を著わす。最新作『アフリカの満月』(旅行人)でJTB紀行文学大賞・奨励賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yohei Kobashi
3
タイに長らく住む著者がタイの衣食住をつぶさに観察したり調べたりしたことをつらつらと執筆した本。プロフィールから旅する料理人なのかなと思って読み始めると、料理の項目は雑な内容であっさり終わり衣と住が充実しているので戸惑ったが、あとがきを読んで合点がいった。料理人は数多の職歴の1つに過ぎず、タイを始めとする海外の衣食住や文化の観察こそやりたいことだと。また、食事や音楽は別の書籍で紹介済みという事情もあるらしい。著者の昭和的感性が滲み出ており好き嫌いが分かれそうだが、個人的には後半の建築が読み応えあった。2024/04/20
コニタン
0
タイに出張するので読みました。ようするにタイ人は、マイペンライと言っていい加減な人が多く、この本もいい加減だな。2013/04/18
Takuya Maeda
0
「…と思うが、正確にはよくわからない。」という記載が多いいい加減な本だが、タイの雰囲気を味わうにはいい本です。2012/01/08
-
- 和書
- 怨霊の宴 (新装版)