出版社内容情報
【内容紹介】
ノート片手に河童流
生きたヨーロッパの旅!
覗いて、描いて、文字にすると異国の文化と人がよーく見えた。
フツーの人が見ないところを覗いて、描いて、文字にする。すると異国の文化と人がよーく見えてくる。1年間で歩いた国は22ヵ国。泊まった部屋が115室。どんなに些細なことでも、こだわりの眼を凝らしてみると、不思議と楽しさ百倍になる。ノート片手に描きまくる河童流生きたヨーロッパの歩き方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱせり
18
イラストはもちろん、文章の文字まですべて手書きで、手作り感がいいな。こんな旅の記録を描きながら旅をしてみたいなあ。いったい何か所のホテルに宿泊したのか、膨大な部屋の俯瞰図が楽しい。ヨーロッパと言っても、なんて広く、なんて多彩なんだろう。文化は生活。国や地方ごと、気候・風土によってちがう民家の窓、国際列車の車掌の制服の着こなし方など・・・興味は尽きません。2010/10/01
りょうけん
8
<版> 先に読んだ文庫版『河童が覗いたニッポン』で「字が小さくてとても読みづらい」と激しく思った. この『・・ヨーロッパ』の方がもっと前に書かれた本なので,当然同じ小さな字なのだろうなぁと諦めていたのだけど,なんとこっちの方が字が大きいのだ. しかも更に驚いたことには,1ページの中に全部の文字が余る事無く,はみ出す事もなくピッタリキッチリと収まっているではないか。これはかなり手間の掛かる大変な仕事なのだろうなぁ。いい仕事してまっせ。2020/04/08
ふろんた2.0
3
★★★★2020/02/17
さとう
3
絵が最高だし目の付け所も面白いし文章もユーモラスでよい。読めてよかった。2016/09/25
まーちん
2
かなり細かいイラストも文字もオール手書き!これだけの画力があれば楽しいだろうな〜そして写真じゃないからか全然古さ(実際は1971~72年の旅)を感じさせないところがスゴイ2011/04/06