内容説明
不倫関係のツケ、結婚・離婚にまつわる難題、子供の事故と親の責任、知らぬ間の連帯保証人、インフォームドコンセント…身の回りで起こる男と女とカネのトラブルを法的にどう解決するか?弁護士作家・和久峻三が人には聞けない悩みや心配事に、分かりやすく楽しいマンガつきでお答えします。
目次
おなかの中の赤ちゃん
口頭でのクーリングオフは…
エッ!オレの子でない!!
知らぬ間の連帯保証人
オフィスラブの罰
銀行ローンとマイホームの購入
電話盗聴の罪
離婚、家はお前に!!
未必の故意とは?
性犯罪のいろいろ
結婚前の秘密と転籍
子供の事故と親の責任
自動車事故と保険金
格安の不動産は要チェック
インフォームドコンセント
親族相盗って
退職金をよこせ
失敗した美容整形
身勝手な男のツケ
ここは私道、通せんぼ
ホステスが保証、客のツケ
借金の返済
著者等紹介
和久峻三[ワクシュンゾウ]
1930年大阪府生まれ。京大法学部卒。中日新聞記者を経て、1966年、司法試験に合格、1969年から京都に法律事務所を開設。1972年『仮面法廷』で第18回江戸川乱歩賞を受賞し作家活動に入る。1989年『雨月荘殺人事件』で第42回日本推理作家協会賞を受賞、法廷ミステリーの第一人者として不動の地位を確立する。特に「赤かぶ検事シリーズ」「告発弁護士シリーズ」は多くの読者の絶賛を博している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国士舘大学そっくりおじさん・寺
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題名はアダルトな内容を想像させる思わせぶりなものだが、中身は相続等も扱った至って真面目な法律入門漫画である。初出は東京新聞だからまあ当たり前か。和久峻三の法律エッセイ数冊から古城武司(学習漫画で見た事ある絵柄だ)が選んで漫画にしたらしい。和久原作というより古城による漫画化である。一家に一冊あって良い本だろう。読む前と読んだ後ではちょっと違うのが本だ。一度読んでおいて損が無い内容には違いない。各章の最後に名作や歴史の話が描かれるのだが、関連性が弱いエピソードが多いのも可愛らしい傷である。面白い。2014/04/03
かんな
0
この連載なら( ̄▽ ̄)家族の会話が弾みそう「朝刊読んだ?」。2017/07/22