内容説明
米大統領予備選挙の最中、ＫＥＹ・ニューズの看板キャスター、ビル・ケンドルが自殺した。ほどなくビルの主治医も死体で発見される。これはただの偶然か？ビルの死に心傷めた同僚のキャスター、イライザが事件の真相を追うが、彼女もまた陰謀の渦に巻き込まれていく―。米ＴＶ業界を舞台に描く傑作ミステリ。
著者等紹介
クラーク，メアリ・ジェイン［Ｃｌａｒｋ，Ｍａｒｙ Ｊａｎｅ］
アメリカのＣＢＳニュースでプロデューサー兼ライターとして活躍する傍ら、『女性キャスター』で’９８年作家デビューをはたす。’９９年には『女性キャスター』と同じく〈ＫＥＹ・ニューズ〉を舞台にした第二作目『ＤＯ ＹＯＵ ＰＲＯＭＩＳＥ ＮＯＴ ＴＯ ＴＥＬＬ？』を発表（講談社文庫で刊行予定）。アメリカで、今後を最も期待される作家のひとりである
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lanikai
2
知らない作家さんでしたが、図書館でパッと手に取り読んでみて、なかなか面白かったです。エイズと大統領選がキーとなっていて、TV業界出身の作者のリアルな舞台裏描写がテンポよく、エイズ対策に乗り出し始めた時代の話なのでちょっと古さは感じますが、当時の時代感が伝わりました。2018/04/02
エヌる＠遅れてきたルーキー
0
作者自身の過去をバックボーンにしたミステリ…というよりはサスペンス小説か。アメリカ大統領選挙、子育てに悩むシングルマザー、エイズといったテーマにも触れつつ進んでいく、現代的かつ社会的な一冊。謎解きどうこうというよりも「強い女性」というアメリカ的なパワーを感じた。2016/06/01
たぁ。
0
私の大好きなミステリー作家、メアリ・H・クラークのお嫁さんが書いたミステリーを見つけました！センスがあっておもしろい、後半は先が読みたくて読みたくてしょうがなかった。（2013/5/24読了）2014/11/12
