講談社+α新書<br> 日本人だけが知らない砂漠のグローバル大国UAE

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講談社+α新書
日本人だけが知らない砂漠のグローバル大国UAE

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062729710
  • NDC分類 302.286
  • Cコード C0295

出版社内容情報

W杯予選でよく聞く「UAE」は、夢とおカネが湧き出る国だった!世界のビジネスマンはなぜいまUAEに向かうのか?W杯予選でよく聞く「UAE」は、夢とおカネが湧き出る国だった!

2012年から2015年までアラブ首長国連邦特命全権大使を務めた筆者は、我々の中東のイメージを塗り替える、「日本以上に進んだ社会」を目の当たりにします。
たとえば、ドバイはペルシャ湾岸地域最大の海上輸送ハブ。中東一円へのゲートウェーでもあるUAEは、商圏として中東・アフリカという将来性豊かな広大な後背地を擁しています。欧米のビジネスマンはイスラム世界、アフリカ大陸へのアウトリーチの準備に余念がありません。「中東=物騒」というイメージがあるばかりに、日本人だけがこのチャンスを逃してしまうのは大きな損失です。
大国の実像に目を向け、歴史と未来が一冊で学べる本!

第一章 これだけは知っておきたいUAE
第二章 伝統と超近代が融合するUAE
第三章 UAEの面白さがわかるレア体験
第四章 海賊が支配したこともあった歴史
第五章 中東・アラブ情勢の中で
第六章 UAEの繁栄は盤石か
第七章 実は深い日本との縁
第八章 グローバル社会UAEで働く
巻末付録 こだわりのUAE特選ガイド


加茂 佳彦[カモ ヨシヒコ]
著・文・その他

内容説明

夢とおカネが湧き出る国!UAEの実像!いま世界のビジネスマン、投資家、技術者がこぞってUAEに向かう理由とは?波に乗り遅れる前に読む本。

目次

第1章 これだけは知っておきたいUAE
第2章 伝統と超近代が融合するUAE
第3章 UAEの面白さがわかるレア体験
第4章 海賊が支配したこともあった歴史
第5章 中東・アラブ情勢の中で
第6章 UAEの繁栄は盤石か
第7章 実は深い日本との因縁
第8章 グローバル社会UAEで働く
巻末付録 こだわりのUAE特選ガイド

著者等紹介

加茂佳彦[カモヨシヒコ]
前在アラブ首長国連邦(UAE)特命全権大使。1952年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業後、外務省入省。アマースト大学卒業後、在外交館で勤務。在ヒューストン総領事、在ホノルル総領事、在UAE大使など歴任。2015年外務省を退官し、国立研究開発法人海洋研究開発機構・国際審議役。2016年同志社大学グローバル・コミュニケーション学部、同志社女子大学大学院国際社会システム研究科で非常勤講師。2015年UAE独立勲章第一等受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

37
イスラム圏といえば地域紛争や宗教対立ばかりだとの印象しか持たない日本人には意外だが、アラビア語世界やイスラム世界は今や躍進の語がふさわしい21世紀の成長地帯になっている。中東・アフリカのアラブ世界の総人口は3億9千万人と言われ、その躍進の象徴がUAEだ。特にドバイは、アラブ世界、イスラム世界を代表する都市として存在感を示している。 米国が永住権、市民権で米国を目指す外国人の動機付けを行うとすれば、UAEは「労働許可証(エミレーツID)」で人々を誘い出す。 UAEでは同化の必要はない。2020/11/03

Yukiko Yosuke

17
海外赴任先として近頃よく名前を聞くようになったドバイ、その国UAEってどんな場所?というのが読もうと思ったきっかけ。本書はUAEの全権大使を務めた筆者が、UAEとはどんな国か、特徴や建国の歴史や中東における立ち位置等を分かりやすく解説するもの。一つ一つの首長国は小さくとも、ドバイやアブダビ等は経済で無視できない規模を誇り、ドバイは外国人にも門戸を開いている超グローバル社会。でも彼らのルーツは砂漠の遊牧民であり、自分達のルーツも大切にしている。情勢が不安定な中東における繁栄は彼らの努力の賜物。2023/10/24

かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO

10
元UAE大使の方が書いた本なので、かなりマクロ的な観点の話が多かったが、実体験を元に説明してくれているので、UAEの実態がすごいわかりやすかった。UAE人のルーツとしては、イスラム教というよりは、遊牧民のほうが強いということはなるほど。絶対君主制という、民主主義の世界で生きてる日本人からは、馴染みがなく、ネガティブなイメージをもってしまうが、それがうまく機能して、ドバイやアブダビのように、栄えた都市を作り出してるということに驚いた。2022/05/07

Ponyo

8
UAEに旅行する際、どんな国だか知っておこうと思って機内とホテルで読んだ本。著者が元特命大使だけあって、ビジネスや国との交流については結構詳しく書かれており、知らなかった中東事情を学べて楽しめる。ただ、観光ネタは少ない。イスラム教やイスラム教徒についての情報は興味深く、現地でもなるほどなるほどと思いながら過ごした。日本にいると中東のイメージがなかなか湧きづらいが、知ってみるととても身近に感じる。旅行の感想は、また訪れたいと思う国だった。2019/07/30

るぅ

5
今住んでるアブダビは、まさに石油会社に勤める夫の赴任帯同。中東にあって超近代的都市UAE。治安の良さ、世界中のブランド、商品、更には緑まで何でも手に入るこの国のグローバル社会について、すごーくわかりやすく魅力的に紹介されてました(≧◡≦) 日本の石油会社との関係もね。夫婦で楽しめました!2019/07/24

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