講談社+α新書<br> ビジネスZEN入門

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講談社+α新書
ビジネスZEN入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062729611
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0215

出版社内容情報

ダボス会議に出席し、ローマ法王、ダライ・ラマにも拝謁したお坊さんが、「禅」が世界を牽引するリーダーたちに与えた力の源を明かす「本来の禅の教えを現代のビジネスパーソンに
示唆できる人、それが大耕さん!」
――伊藤穰一(MITメディアラボ所長) 推薦!


スティーブ・ジョブズがアイデアやインスピレーションにおいて、
禅に影響を受けたことは、ビジネスパーソンなら周知の事実です。

欧米では今や「マインドフルネス」が、グーグルやアップル、ナイキ、
インテルといった世界の優良企業で、経営や社員研修のやり方、
リーダーシップの育て方などを実践するために取り入れられています。
そのメソッドは、日本にも最近「輸入」されてきました。
この「マインドフルネス」は、仏教の瞑想法に由来しているところから、
同一視する人々もたくさんいます。

この本では、世界のビジネスリーダーたちが、たしなんでいる「ZEN」を、
どのように皆さんも実践できるのか、について、
とても分かりやすくお伝えする入門書です。

著者の松山大耕さんは、京都にある妙心寺退蔵院副住職として、
TEDに登壇したり、ダボス会議に出席したり、世界の宗教者たちと交流を続けている、
仏教界の若き知性の代表的存在として注目されています。

はじめに  ダボス会議で「禅」を求めたリーダーたち
仏教は、「ゲイン」ではなく「ルーズ」である
仏教はゲインを求めてはいけないのに、ビジネスに役立つのか?
第一章  世界のリーダーはなぜ”ZEN”が好きなのか?
禅がこんなに外国人に支持される理由
料理に見る禅の”体験”の精神   
外国人が共感する「禅の修行」、共感しない「禅の修行」
外国人にとって禅がもつインパクト
海外に行って感じる、日本への評価の高さ
マイケル・ムーアが宮本武蔵ついて聞いたこと
坐禅を体験したアメリカエリート学生たちに起きた変化
第二章  外国人に「禅」は分かるのか?
禅は世界にどう広まったか
一神教と仏教は何が違うか 
国や地域が違えば仏教も違う
芸道から禅に入る外国人たち 
「マインドフルネス」と禅はどう違うか
インドのカレーと日本のカレー
日本人の寛容な宗教観が世界を変える
第三章 禅は「グローバル」に通じる道
無意識を目覚めさせる
「グローバルな人間」とは何か
直球で勝負すれば世界に届く 
「グローバルリーダー」は、教育では作れない
「日本人にしかできないこと」をやる
第四章 ビジネスパーソンに贈る「実践できる」禅の教え
リーダーシップはどうやって身につけるか
「よりよいものを作りたい」。これは執着心か 
周りにいる「できない人間」と、どう一緒に仕事をしていくか
仕事をしながらすぐに脱線してしまう
ポジティブな職場環境を生み出すには
失敗をずっと引きずってしまう
アイデアやプランはどのようにしたら浮かんでくるか
なぜ「心を空っぽにする」ことが大切なのか
努力の仕方がわからない
自分より能力の低い者が自分より高く評価されている 
調子が悪いとき、どうすればその状態から抜けられるか
存在感が薄い
チャンスをうまくつかむには
第五章 「おわりに」に代えて


松山 大耕[マツヤマ ダイコウ]
著・文・その他

内容説明

世界中でビジネスに禅が求められる理由は!?

目次

はじめに ダボス会議で「禅」を求めたリーダーたち
第1章 世界のリーダーはなぜ“ZEN”が好きなのか?
第2章 外国人に「禅」はわかるのか?
第3章 禅は「グローバル」に通じる道
第4章 ビジネスパーソンに贈る「実践できる」禅の教え
第5章 「おわりに」に代えて

著者等紹介

松山大耕[マツヤマダイコウ]
妙心寺退蔵院副住職。1978年京都市生まれ。2003年東京大学大学院農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。2009年5月、政府観光庁Visit Japan大使。2011年より京都市「京都観光おもてなし大使」。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出される。2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

84
「禅はゲインではなくルーズである」と言う言葉がとても腑に落ちた。悟りを開きたいから、ご利益が欲しいから座禅するのではない。これは普段の生活にも言えること。「自分はこんなに頑張ってるのに」「何であの人ばかりが良い思いをするのか」、そんな風に思うことは自分を苦しめるだけ。自分がやるべき事をやっていさえすれば、きっと全てが上手く行く。だからと言ってすぐ明日から出来るほど私は人間が出来ていない。でもその思考を習慣化させる事で救われるんじゃないかと思える一冊。ビジネスと謳っているけど、人生に役立つ内容だと思う。2019/04/21

aloha0307

14
インドから中国を経由して日本に来た 禅 それが世界に広まってZENとなる...何とも興味深いです。世界の第一線で活躍する人たちが何故いま仏教に向かっているのだろう。閉塞感に世界中が満ちているからか?物質欲ではみたされない何かを求めている。修行内容の厳しさには驚きが禁じ得ない。これは、俗人には無理ですよ...but一見何も得ていないように見える地道な一歩一歩の積み重ね そのマインドをこころに置くことはできるはず。2017/05/14

フク

13
2つの立場の間に無限の立場を見出す不二(ふに)の考え方はこれからもっと必要になるはず。 * 〈いまここにこの仕事があるということは、社会に必要とされているからなのです。つまりいま誰かがやっている仕事には、すべて意味があります。〉2019/06/08

スウィーニー校長

8
★★★★☆ 禅に興味を持った人との交流や、修行時のエピソードなどを交えて、禅について語られている。以前禅の本を読んだ時はあまり印象に残らなかったが、ミニマリスト本を読んだ後では心に響くものがあった。2018/07/19

夜郎自大

7
他の宗教はゲイン「ご利益」が前提の教義であるが、仏教はルーズ「捨てる」ことが教義。それ故にデザインはシンプルで空間や余白が出てくる。余白=空であることは現実や他の考え、現在の潮流などを率直に捉える事において非常に重要な観点なのだろう。2019/04/14

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