講談社+α新書<br> 偽りの保守・安倍晋三の正体

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講談社+α新書
偽りの保守・安倍晋三の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062729406
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0231

出版社内容情報



岸井 成格[キシイ シゲタダ]
著・文・その他

佐高 信[サタカ マコト]
著・文・その他

内容説明

“保守本流”を追い続ける政治記者と自民党と対峙し続ける“市民派”論客が宣告!支配と排除の安倍政治はニセモノだ!

目次

第1章 安倍政権のメディア支配
第2章 自民党と創価学会
第3章 保守の平和外交―園田直と保利茂、受け継がれざる精神
第4章 安全保障は「保守の知恵」が可能にする
第5章 田中角栄とアメリカ―戦後保守の対米政策
第6章 実利の保守・吉田茂と多角形の戦略
第7章 派閥と利権は絶対悪なのか?
第8章 「安倍独裁」の正体

著者等紹介

岸井成格[キシイシゲタダ]
1944年、東京都に生まれる。慶應義塾大学法学部卒業。1967年に毎日新聞社に入社。熊本支局、政治部、ワシントン特派員を経て、論説委員、政治部長、編集局次長、論説委員長、特別編集委員、主筆を歴任する。現在、毎日新聞特別編集委員。2013年から2016年まで、テレビニュース番組「NEWS23」(TBS系)でアンカーを務めた

佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市に生まれる。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集者を経て、現在は、評論家、「週刊金曜日」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Isamash

35
2016年岸井成格(NEWS23アンカーであった)と佐高信の対談書。安倍晋三に関しては特に新情報は無かったが、保守本流(吉田首相から宏池会へつながる系譜)の番記者であった現在の自民党に惨状に対する岸井の嘆きがよく伝わってきて感慨を覚えた。小選挙区制度への移管が、その推進役でもあった岸井も認めるように、多様性を存在を自民党の中から奪ったらしい。小泉元首相も独裁を産むと小選挙区に反対したらしい。岸井が、外相・園田直、幹事長・保利茂、沖縄開発庁長官・野中広務らの複眼的思考を、保守の知恵者として評価。納得である。2022/09/24

matsu04

28
安倍政権を手放しで礼賛する太鼓持ち本を読んでしまったため、お口直しに本書を手に取った。岸井と佐高、立場は異なるものの、両名とも現政権には手厳しく、「安倍は保守〝傍流〟だ」、「かつて本流政治家にはあった〝保守の知恵〟が、今の自民党にはない」と指弾する。なるほど。2016/08/09

こも 旧柏バカ一代

25
4年前の本。岸井さんは亡くなってる。安倍政権までに至る自民党の派閥の流れと、その時々のキーマンについての話だった。今の単純化、言論統制された自民党よりも、昔の多派閥がそれぞれの論調を自民党内で切磋琢磨した自民党の方がマシだった。それを壊した小選挙区制については、小泉純一郎が「独裁になる」と反対していたのが本当になった。その独裁になる礎を作ったのが小泉純一郎だというのもなかなかに・・ そして、野党はまとまりきれない。特に小沢一郎を毛嫌いしている連中が頑なに邪魔をしてくる。 いまを見るにソレは変わってない。2020/02/10

カープ坊や

20
真の保守本流を見続けてきた岸井成格による「保守がタカ派に乗っ取られた」になるほど納得! 戦後の保守本流から現在の超極右政権にいたるまでの自民党と保守の崩壊の流れがよくわかる一冊!2016/10/16

ひかりパパ

13
戦後の自民党の流れがよく分かった。政治記者出身の岸井さんの話しがリアルだ。官邸から相当な圧力を受けながら、志を貫いた姿勢が印象に残った。2019/05/25

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